科目名 | 福祉工学入門 |
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単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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テ | マ | 福祉工学科での学び方を教えます。 |
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科目のねらい |
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<内容の要約> 【キーワード】 福祉工学、 加齢工学、 健康情報、 ものづくり、 バリアフリーデザイン 本講義は福祉工学科で福祉工学について学ぶための最初に配された科目であり、 福祉工学科のすべての科目に繋がる講義を展開してゆく。 具体的には、 福祉工学の総論を始め、 健康情報、 ものづくり、 高齢者の老化による諸機能の変化、 高齢者の特性と加齢工学、 バリアフリーデザイン、 ユニバーサルデザインの概念、 食事の技術的サポート、 体圧分布測定、 移動服の物理特性、 在宅・施設、 レジャーなど、 先端の話題を踏まえて授業のなかで例題をとりあげて、 それらの技術的展開を図っていく。 そのうえで人間の体を対象とした計測手法を学んでいくとともに安全面での処々の技術について事例を用いて紹介していく。 なお、 本科目はリハビリテーション学科介護学専攻にも開講している。 <学習目標> @ 福祉工学の一般概念の習得 A 電気工学でも機械工学でもない福祉工学という新しい工学の先駆者にいかになり得るか |
授業のながれ |
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1 ガイダンス (福祉工学とは) 2 福祉工学と健康科学、 老齢科学 3 福祉工学と情報工学 4 福祉工学とバリアフリーデザイン 5 福祉工学とリハビリテーション 6 福祉工学に必要な算数 (代数を中心に、 実例からの解説) 7 福祉工学に必要な算数 (解析を中心に、 実例から解説) 8 福祉工学に必要な理科 (福祉ロボットから力学を理解する) 9 福祉工学と加齢 (老化による諸機能の変化、 ジェロンテクノロジーの世界の技術戦略) 10 ユニバーサルデザイン (概念と展開、 応用事例、 将来の問題点) 11 食生活と福祉工学 (食への自立、 高齢者と障害者の食事の技術的サポート) 12 被服の福祉工学 (体圧分布測定、 移動服の物理特性と計測手法) 13 在宅・施設の福祉工学 (自立支援と居室改造、 照明環境演算手法) 14 移動手段と福祉工学 (自動車、 車いすの機械工学的展開) 15 まとめ (試験) |
学ぶ上での注意・担当教員からの希望 |
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講義の後、 復習をして、 次の講義に臨むこと。
<本科目の関連科目> 本科目は福祉工学科のすべての科目に繋がっている。 |
成績評価の方法 |
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出席 (5 回以上の欠席は K) と期末試験により本学規定に基づいて評価する。 |
テキスト |
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■テキストを使用する □レジュメを使用する □未定 (最初の授業で指示する) |
宇土博 (編) 『福祉工学入門』、 労働調査会発行、 2005 年 10 月発行 |
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