日本福祉大学
科目名 法  学

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2
1
前 期
三 枝   有

テ | マ   現代社会における法の機能・役割を、 具体的社会問題を法的に検討することで理解する。
さらに、 法のあるべき姿を社会的観点から検討する。

科目のねらい
<内容の要約>
【キーワード】
 法に関する概括的知識をベースに、 具体的な法 (特に刑法、 民法) に関する社会的課題を検討する。 講義は、 法的基礎知識の習得の上に法的思考を求めることから、 極力双方行的に行う。 そのため学生諸君の積極的な発言を求める。

<学習目標>
 現代社会における法の機能や役割についての基礎的な知識と法的思考を身につけることで、 社会における諸問題について法的な対応と思考を可能にする。

授業のながれ
1  講義説明 (評価方法、 評価基準、 受講上の注意等)。 現代社会の法とあり方。 法とは?
2  法の目的とは? 法の解釈・適用とは?…具体例で考える
3  裁判とは?…紛争解決の方法 (刑事事件、 民事事件)
4  犯罪と刑罰に関する法−刑法とは?…刑法の考え方
5  実行行為とは? なにもしなくても犯罪になる?…不作為犯
6  因果関係とは? 砂糖で人が殺せるか?…不能犯
7  人を殺しても犯罪にならない?…正当防衛、 緊急避難
8  責任とは?…責任能力と飲酒
9  民法とは? 民法の基本原理とは?
10 債権の意義、 債権の効力 (債務不履行)
11 契約とは?…契約の意義、 効力、 解除
12 不法行為を考える…交通事故での損害賠償
13 離婚をしたときどうなるの?…慰謝料請求とは
14 リサーチしてみよう!…児童虐待を法的に考える
15 試験

学ぶ上での注意・担当教員からの希望
・講義回数の 3 分の 1 以上欠席すると失格となる。
・私語、 携帯の使用、 飲食などの授業妨害行為は、 失格となる場合がありうる。
・授業での発言を求めるなどの積極的参加を期待する。

<本科目の関連科目> 
法律関係科目

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他
40%
0%
0%
30%
30%
 平常点 30% (質疑応答 20%、 受講態度等の出席状況 10%)、
 小テスト (3〜5 回程度) 40%、 定期試験 30%

テキスト
■テキストを使用する
□レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
『セットアップ法学 (第三版)』 三枝有・鈴木晃著 成文堂



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