科目>
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財 政 学
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単位数 | 学年配当 | 開講形態 | 教員名 |
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テ|マ |
財政 (政府の経済活動) の理論と制度
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科目のねらい
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【キーワード】
財政の働き 公共財 予算制度 租税制度 公債 <内容の要約> 政府の仕事として、 道路や橋などの建設と管理、 治山治水、 国防、 外交、 消防、 警察、 教育、 医療や年金といった社会保障などの多種多様なサービスが挙げられます。 日常の生活感覚よりはるかに大きく 「財政 (政府の経済活動)」 は私たちの生活の隅々にまで関わっています。 今日、 財政赤字など日本の財政は多くの問題を抱えており対策を講じなければなりませんが、 財政改革は私たち自身の生活の改革でもあるわけです。 本講義では、 自らの問題として財政のあり方を考えることができるようになることを目的とします。 <学習目標> ・資源配分、 所得再分配、 経済安定という 3 つの 「財政の働き」 を理解し、 理論と制度の両面から政府の経済活動について説明できる。 ・日本が抱えている財政問題を理解し、 財政改革について説明できる。 |
授業のながれ
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1. イントロダクション:財政とは何か 2. 財政の3つの働き (その 1):資源配分機能 3. 財政の3つの働き (その 2):所得再分配機能・経済安定化機能 4. 予算制度について (その 1):予算の働きと原則 5. 予算制度について (その 2):予算の一生 6. 予算制度について (その 3):予算の仕組み (一般会計と特別会計、 財政投融資) 7. 復習と確認テスト 8. 政府支出と公共財 (その 1):政府支出の特徴・内容・規模 9. 政府支出と公共財 (その 2):公共財の特質 10. 政府支出と公共財 (その 3):政府支出の効率化 11. 租税とは何か (その 1):租税の意義・分類と租税原則 12. 租税とは何か (その 2):経済的効率性 13. 租税とは何か (その 3):誰が負担するのか 14. 復習と確認テスト 15. 予備日 1. 租税制度について (その 1):所得税の仕組み 2. 租税制度について (その 2):法人税の仕組み 3. 租税制度について (その 3):消費税の仕組み 4. 公債と日本の財政赤字 (その 1):日本の財政赤字の現状 5. 公債と日本の財政赤字 (その 2):公債の種類、 国債の管理 6. 公債と日本の財政赤字 (その 3):公債の経済効果、 公債負担についての様々な見方 7. 復習と確認テスト 8. 社会保障 (その 1):社会保障の働きと手段 9. 社会保障 (その 2):医療保障制度、 年金制度、 介護保険 10. 財政政策 (その 1):国民所得の決定と財政 11. 財政政策 (その 2):財政政策は有効か 12. 地方財政 (その 1):地方経費と地方税制 13. 地方財政 (その 2):国と地方の財政関係 14. 復習と確認テスト 15. 試 験 |
学ぶ上での注意・担当教員からの希望
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・レジュメに基づき講義しますが、 ノートを各自丁寧につくってください。 レジュメはノートの代わりにはなりません。 ・講義中に示す参考文献で、 理解を深めてください。 【使用する数学】文字式・連立方程式 <本科目の関連科目> 基礎科目:「経済理論T・U」 「ミクロ経済学」 「マクロ経済学」 応用科目:「地方財政」 「福祉財政」 「公共経済学」 |
成績評価の方法
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・講義時間中に、 確認テストを 4 回行います。 ・前期末に、 中間試験に代えてレポートを課します。 |
テキスト |
□ テキストを使用する ■ レジュメを使用する □ 未定 (最初の授業で指示する) | 講義では、 レジュメを適時配付します。 |
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