日本福祉大学 経済学部

チャレンジイングリッシュT-1、 T-2、 U-1、 U-2、 V-1、 V-2
    

単位数 学年配当 開講形態 教員名
各 1
2, 3
半期
ク  ラ  ス


 チャレンジイングリッシュ講義概要  (月3限、 あるいは火3限)

1) 目 標

 経済学の専門分野における学習、 研究活動に必要な英語力、 社会に出てからの活動場面で必要な英語力を想定し、 1年次で培った英語力をさらに高めることを目標とする。

1年生は必修である英語ですが、 
二年生からも必要でしょうか?・・・必要です。 


すでに世界に進出している企業への入社をめざして
就職活動をするには

 英検準1級をクリアすることが基本です。 その上で TOEIC という試験にチャレンジすると 750 点は確保できるでしょう。 そこからさらに、 上を目指して、 TOEIC という試験で 800 点をクリアしてくると、 かなり全国の学生と互角に太刀打ちできる可能性が出てきます。 それ以下の場合は、 3 年生から 4 年生になる時期の就職活動第一段階である 「エントリーの段階ではねられる可能性が大」 である、 と覚悟しましょう。 
 英検2級は、 高校英語マスター標準レベル、 英検準1級は大学教養レベルと言われています。 英検2級合格者が TOEIC という試験を受けると、 問題を最後まで解答し終えることがまだできないようです。 スコアも 450 点から 550 点ぐらいです。 2級を高得点で通過→準1級を狙って頑張る−−−その間、 TOEIC にもチャレンジする−−−といった、 1年生からの春休み、 夏休みなどの休暇も無視しての、 毎日の継続学習が大切です。 経済学部では、 授業そのものが、 英検、 TOEIC の対策になるはずです。 

大学院、 英語圏への留学を狙うには
 大学院、 英語圏への留学を狙うみなさんには、 TOEFL という試験が大切になります。 これも、 英検2級を超えたところからが勝負、 英検準1級をクリアすることが基本です。 そこから対策を講じれば、 大抵 TOEFL を受けても、 大学院入学条件や、 留学のための条件をクリアすることができるはずです。

2) クラス編成

 英検スケールによるレベルアセスメントにより、 グループ分けをする。 
 教材は、 クラスにより異なる。 授業内での指示、 掲示を見て、 確認の上、 購入すること。


3) 授業の概要  (英検2級から、 さらに上へと英語力を向上するレベルの場合) 

 @ 使用教材例
教材1 アメリカ口語教本 (研究社) 
 日常場面でのトピックを扱ったパッセージとダイアログを中心に、 表現修得のための練習、 自己表現練習からなる。 
教材2 実践ロイヤル英文法 (旺文社) 
 演習問題のページを授業では扱う。 参考書として、 常に利用。 
教材3 Outlook on Society (南雲堂) 
 様々な社会性のある話題について、 リスニング、 リーディング活動を行う。 プレゼンテーション活動に結びつけるためのパラグラフリーディング、 ライティングの指導も行う。 

 A 授業計画・評価  (英検2級から、 さらに上へと英語力を向上するレベルの場合) 
教材1 アメリカ口語教本
 日常場面でのトピックを扱ったパッセージとダイアログを中心に、 リスニング、 表現修得のための練習、 自己表現練習からなる。 パッセージダイアログの内容は異文化理解にも通じる。 
前期
 Lesson 1〜Lesson 5 について、 2回の授業で一つの Lesson を終えるペースで進める。 1 回目は、 Presentation と Pattern Usage Drill, Vocabulary Building をそれぞれおおよそ半分、 2 回目は、 Dialogue と Pattern Usage Drill, Vocabulary Building それぞれ残りの半分。 
 Lesson 6 については、 Presentation と Pattern Usage Drill, Vocabulary Building のそれぞれ半分程度を前期に終了する。

1回目 オリエンテーション 受講上の注意 学習方法、 評価について
2回目 Lesson 1
Section T Presentation 古いことわざについて
Pattern Usage 1〜8, Vocabulary Building 1〜5
 
3回目 Lesson 1
Section U Dialogue
Pattern Usage 9〜16, Vocabulary Building 6〜10
Lesson 1 Section T Presentation 古いことわざについて
Pattern Usage 1〜8, Vocabulary Building 1〜5 について暗誦チェック、 小テスト
4回目 Lesson 2
Section 1 Presentation 古いことわざについて
Pattern Usage 1〜4, Vocabulary Building 1〜6
Lesson 1 Section U Dialogue, Pattern Usage 9〜16, Vocabulary Building 6〜10 について小テスト
5回目 Lesson 2 Dialgue
Pattern Usage 5〜8, Vocabulary Building 7〜11
Lesson 2
Section 1 Presentation 古いことわざについて
Pattern Usage 1〜4, Vocabulary Building 1〜6 について暗誦チェック、 小テスト
12回目まで同じような進度で Lesson 6 Presentation と Pattern Usage, Vocabulary Building の約半分までを学習する。
13回目 Presentation Contest 準備 (14回目にクラス内で実施) Lesson 6 Dialogue 祝い事について
Pattern Usage 1〜6, Vocabulary Building 1〜3 について、 暗誦チェックと小テスト
14回目 Presentation Contest  
15回目 期末試験  
夏季休暇課題   Lesson 1〜Lesson 12

教材2 実践ロイヤル英文法
前期 第一章 文の構成、 種類〜第十三章 前置詞までを学習する。 
 各章について、 解説を読みながら、 対訳ノートにすべての例文をしっかり書き出し、 暗記暗誦することが求められる。 授業では、 各章最後にある確認問題、 実践問題を扱う。 
 1 回目から 13 回目の授業で使用。 毎回、 小テスト (筆記試験、 通訳方式での口頭チェック) がある。 
 夏季課題 前期範囲の復習

教材3 Outlook on Society
 聞く、 読む活動と、 内容を語りなおす活動を通して、 聞く、 読む力と、 語る力、 書く力を養成する。 環境、 社会、 文化、 経済など多岐にわたるトピックを扱うことにより、 さまざまな問題に関する知識を得、 さらに探求調査を行い、 自分なりの解釈評価をプレゼンテーションにまとめて発表する力を養成する。 
 2回目の授業から本格的に使用する。 前期は、 Unit 1〜Unit 6 を学習する。 
 (ひとつの Unit を二回の授業で学習する。 毎回、 学習した表現や英文についての小テストや、 音声教材を使ってのシャドーイング、 音読チェックが行われる。 一つのユニットがおわるごとに、 1 分以内で語りなすチェックも行われる) 
 13 回目は、 プレゼンテーションコンテストの準備とし、 それまでに定めた自分自身のテーマ (教材からのテーマでよい) のもと、 英語でのプレゼンテーションを完成する。 
 14 回目は、 プレゼンテーションコンテストを行う。 (一チーム2人、 制限時間 5 分) 
 15 回目は、 期末試験
 夏季課題 Unit 1〜8を自習 
 洋画 (英語) を最低1本見て、 あらすじと感想を英語で書いてくる  「この映画、 是非みなさい」 という題でプレゼンテーション (5 分) を作ってくる。 

後期  (月曜クラスは、 9 月 8 日に第 1 回目を実施する) 
教材1 アメリカ口語教本

1回目
(月曜クラスは、 9 月 8 日)
夏の課題、 Lesson 1〜12 のチェック。 筆記テストとインタビューテスト (シャドーイングチェックを含む) を行う。 筆記テストとインタビューテスト (シャドーイングチェックを含む) を行う。
2回目 Lesson 13 Presentation 発見発明について、 Pattern Usage 1〜4, Vocabulary Building 1〜6  
3回目 Lesson 13 Dialogue, Pattern Usage 5〜7, Vocabulary Building 7〜11 Lesson 13 Passage 発見発明について、 Pattern Usage 1〜4, Vocabulary Building 1〜6 について、 暗誦チェックと小テスト
4回目 Lesson 14 Presentation 旅行と交通機関について、 Pattern Usage 1〜4, Vocabulary Building 1〜4 Lesson 13 Dialogue, Pattern Usage 5〜7, Vocabulary Building 7〜11 について小テスト
11回目まで、 同様の進度で Lesson 17 まで学習する。
12回目 Lesson 18 Presentation 天候、 気候について、 Pattern Usage 1〜4 Lesson 17 Dialogue Pattern Usage 7〜11, Vocabulary Building 6〜10 について小テスト
13回目 Presentation Contest 準備 Lesson 18 Presentation 天候、 気候について、 Pattern Usage 1〜4 について暗誦チェックと小テスト
14回目 Presentation Contest  
15回目 期末試験  


教材2 実践ロイヤル英文法
 1回目 夏季課題テストを実施する。 (月曜クラスは、 9 月 8 日) 
 2回目から 12 回目の授業で、 第十四章 名詞〜第二十四章 文の転換、 を学習する。 
 13 回目はプレゼンテーションコンテストの準備にあてる。 
 14 回目はプレゼンテーションコンテスト。 
 前期同様、 毎回既習範囲についての小テスト、 通訳方式での口頭チェックが行われる。 

教材3 Out Look on Society
 第 1 回目 (月曜クラスは、 9 月 8 日)、 第 2 回目の授業で、 夏季課題のチェック、 テストとプレゼンテーション、 を行う。 テストには、 音声面のチェックも含まれる。 プレゼンテーションは課題の通り、 一人 5 分で行う。 
 第 3 回目〜第 12 回目の授業で、 Unit 9〜Unit 13 を学習する。 
 第 13 回目の授業は、 プレゼンテーションの準備にあてる。 
 第 14 回目の授業は、 プレゼンテーションコンテストを実施する。 
 第 15 回目の授業は、 期末試験を実施する。 

評 価
 @ 期末試験 全体の評価に占める割合 50 パーセント
  1 教室内で学習した内容について 25 パーセント
  2 各レベルに応じた新しい問題  25 パーセント
   (準1級にチャレンジするレベルであれば、 英検準1級程度の問題が出題される。 主に、 リーディング、 パッセージのリスニング) 
 A 平常点 全体の評価に占める割合  50 パーセント
  1 Presentation (各期末のプレゼンテーション) 10 ポイントを上限とする
  2 毎回の小テスト (口頭でのチェックも含める) 
     6〜7点  1ポイント
     8, 9点  2ポイント
       10点  3ポイント
     5〜0点  0ポイント
  3 ノート、 課題の提出チェック (2 回〜13 回) 20 ポイントを上限とする
    (夏季課題のプレゼンテーションなど各期末以外でのプレゼンテーションも含める。) 
  4 英検受験 (前期は第1回英検、 後期は第二回英検が対象) 20 ポイントを上限とする
     受験と報告 15 ポイントを上限とする
     合格     5 ポイントを上限とする 



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