日本福祉大学 経済学部

健康・スポーツ演習T (001) アダプテッドスポーツ

単位数 学年配当 開講形態 教員名
4
1
通年
荒 賀 博 志

テ|マ  障害者スポーツを見て体験することにより広く知ること

講義のねらい
【キーワード】障害者 QOL 向上 パラリンピック
 障害者スポーツは、 残存機能の維持・向上のためだけではなくスポーツや体を動かすことにより身体の状況が把握でき、 自信の回復により障害受容ができるきっかけになることが考えられる。 また、 スポーツを通じて自分の可能性に気づくことにより社会参加促進につながっていくと思われる。 気軽にいろいろな人と交流することができるスポーツをひとつの道具として用い、 実践することにより障害者に対する可能性を広げるための工夫を考えていきたい。 
<学習目標>
1. 障害者にとってスポーツの効果を理解できる。 
2. 障害者スポーツを理解することにより、 他者にスポーツの有用性を伝えることができる。

講義のながれ
 前期講義計画
1. オリエンテーション
2. 障害者に対するスポーツの効果について
3. 車椅子スポーツ (車椅子バスケット) 
4. 車椅子スポーツ (車椅子バスケット・ゲーム) 
5. 車椅子スポーツ (車椅子バスケット・トーナメント戦) 
6. 障害者のスポーツ指導方法について (アプローチの方法)
7. 三障害が楽しめるスポーツ (FD アキュラシー・ディスタンス)
8. 三障害が楽しめるスポーツ (FD アキュラシー・ディスタンス)
9. 三障害が楽しめるスポーツ (FD ガッツ・ドッチビー) 
10. 誰もが楽しめるスポーツ・レクリエーションの工夫
11. パラリンピックについて (歴史と種目の紹介) 
12. パラリンピックについて (競技スポーツの取り組み) 
13. 肢体不自由者のスポーツ (バドミントン) 
14. 肢体不自由者のスポーツ (バドミントン) 
15. 前期のまとめ レポート課題

 後期講義計画
1. 視覚障害者のスポーツ (サウンドテーブルテニス) 
2. 視覚障害者のスポーツ (サウンドテーブルテニス) 
3. 視覚障害者のスポーツ (サウンドテーブルテニス) 
4. 障害者のスポーツ指導方法 (安全管理・各障害に対する配慮)
5. 肢体不自由者のスポーツ (ボッチャ) 
6. 肢体不自由者のスポーツ (ボッチャ・ゲーム) 
7. 肢体不自由者のスポーツ (ボッチャ・チーム戦トーナメント)
8. 障害者の体力について
9. 重度障害者のスポーツ (レクリエーション) 
10. 重度障害者のスポーツ (新しい種目を作る) 
11. 車椅子スポーツ (アルティメット) 
12. 車椅子スポーツ (アルティメット・ゲーム) 
13. 車椅子スポーツ (アルティメット・トーナメント戦) 
14. 障害者スポーツ施設、 全国障害者スポーツ大会、 指導者資格概要
15. まとめ レポート課題

学ぶ上での注意・担当教員からの希望
 障害者スポーツはまだあまり知られていないのが現状です。 いろいろな映像を見たり実際に体験することによりはじめて理解できると思います。 障害者疑似体験をしながら実技を行い、 いろんなことを感じてもらいたいです。 
 運動できる服装と体育館シューズを用意してください。

成績評価の方法
 出席 50 点、 技能 25 点、 理論 25 点で総合的に評価する。 単位を取得し、 所定の手続きをとった者は、 (財) 日本障害者スポーツ協会公認 「初級スポーツ指導員 (初級)」 を取得することができる。 詳細は授業の中で説明する。

テキスト レジュメを使用する。 【備考】:講義プリントや映像で進める。



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