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法と社会 (日本国憲法) A
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単位数 | 学年配当 | 開講形態 | 教員名 |
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テ|マ | 日常生活と法 |
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科目のねらい |
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【キーワード】
法と法律 公法と私法 人権と私権 契約違反と不法行為 民事責任と刑事責任 <内容の要約> われわれの日常生活は法と常に関わりを有している、 と言っても過言ではない。 スーパーでの買い物は売買契約という法律行為であり、 指定下宿の賃貸は賃貸借契約である。 また、 運転免許証の取得は道路交通法によって定められている。 しかし、 法はとかく敬遠されがちであり、 法に対して反感を持つ者も多い。 確かに堅苦しい条文や難解な用語に戸惑い親しみを感じないのも事実である。 われわれにとって法とは何であろうか。 この講義では、 日頃体験する事件を素材にして、 法がどのような役割を果たしているかについて考えたい。 <学習目標> 法的なものの考え方 (法は意外に論理的・客観的に事実を把握する機能を果たすということ) を身につけよう。 「愚かな」 被害者ではなく、 「賢い」 生活人になろう。 読み辛い条文を読み、 難解な法律用語を少しでもかじり、 頭の体操をしよう。 |
授業のながれ |
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第1回 はじめに 第2回 日常生活の法 (1) 第3回 日常生活の法 (2) 第4回 社会規範 第5回 法と道徳 法の成立 第6回 法と法律 第7回 法の支配と法治主義 第8回 公法と私法 第9回 社会法 日常生活と法 第10回 権利とは 人権と私権 第11回 主体とは 権利能力と行為能力 第12回 法律行為とは 第13回 契 約 日常生活と権利侵害 第14回 民事責任と刑事責任 第15回 責任能力 第16回 中間試験 民事責任 第17回 契約責任 第18回 成立要件と事例 第19回 不法行為責任 第20回 成立要件と事例 第21回 過失責任主義 第22回 中間的不法行為責任 第23回 結果責任 刑事責任 第24回 犯罪と刑罰 (1) 第25回 犯罪と刑罰 (2) 第26回 刑事手続き 第27回 被拘禁者の権利 第28回 被害者救済 第29回 まとめ 第30回 期末試験 |
学ぶ上での注意・担当教員からの希望
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六法 (有斐閣ポケット六法、 三省堂基本六法などできる限り新しい六法) は必ず用意し、 指定した教科書は自習用の参考書として活用すること。 講義は、 配布するレジュメを中心に進める。 守ってほしいこと:講義には問題意識を持ち、 復習・予習をして出席すること。 他人に迷惑を及ぼす行為は一切慎むこと。 <本科目の関連科目> 1 年:「法と人権」 (経済学部開講科目)、 2 年:「生命と法」 (経済・福祉経営学部開講科目)、 「国際人権法」 「平和学」 |
成績評価の方法
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期末試験によって行うが、 中間試験 (20 点) を行う。
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テキスト |
■ テキストを使用する □ レジュメを使用する □ 未定 (最初の授業で指示する) | 池田真朗他 『法の世界へ (第 4 版補訂)』 有斐閣 |
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