日本福祉大学
科目名 ヒューマンインタフェース

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2
3
後 期
渡 辺 崇 史

テ | マ   人と機器・道具とのより良い関係について理解する

科目のねらい
<内容の要約>
【キーワード】 人間中心デザイン、 ユーザー指向、 アクセシビリティ
 ヒューマンインタフェース (以下、 HI) とは、 人間と機器・道具との関わりをさまざまな側面から考える分野である。 したがって、 この講義では、 身の回りの機器・道具を例にして、 HI の考え方や評価方法を概説するとともに、 使いやすくて分かりやすい機器、 安全で人に優しい機器とは何かを考える。 また、 障がい者・高齢者にとっての使いやすさ (アクセシビリティ) や、 環境との HI についても触れる。
<学習目標>
・HI に関する基本的な知識を理解する。
・身の回りの機器・道具の使いやすさ・使いにくさを見分ける技能を習得する。
・障がい者・高齢者などの生活に困難さを持つ人のための機器・道具との適合を理解する。

授業のながれ
1 オリエンテーション、 HI とは何か
2 HI の考え方
  (ヒューマンインタフェース研究の歴史)
3 HI の考え方
  (機器の操作、 認知、 感覚、 フィードバック)
4 HI の考え方 (アフォーダンスとモノとの関わり)
5 HI の考え方 (分かりやすさと安全性)
6 HI の考え方 (障がいのある人の場合の考え方)
7 テクノロジーウォッチング (身の回りの便利な道具)
8 テクノロジーウォッチング
  (入力デバイス、 操作スイッチを例にして) 
9  テクノロジーウォッチング (PC ソフト・OS)
10 テクノロジーウォッチング
  (福祉用具・支援機器を例にして)
11 評価・検証 (機器・道具を評価する<その 1>)
12 評価・検証 (機器・道具を評価する<その 2>)
13 これからの HI
  (アクセシビリティ JIS からバリアフリー新法)
14 これからの HI
  (活動、 環境とのインタフェース)
15 まとめ、 人間中心デザイン

学ぶ上での注意・担当教員からの希望
・単に話を聴くだけでなく、 実際の機器・道具に触れながら行いますので、 積極的に講義に参加出席してください。 また、 参考図書も読んで知識を深めてください。
・遅刻はしないように、 時間厳守のこと。

<本科目の関連科目> 
心理学系科目、 アシスティブテクノロジー基礎・演習、 情報科学基礎など

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他
50%
50%
0%
0%
0%
 講義内で行う複数回の小テストと課題レポート提出にて評価します。

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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