日本福祉大学
科目名 加齢体力論

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2
3
後 期
岡 川   暁

テ | マ   からだの発達、 成熟、 そして衰退

科目のねらい
<内容の要約>
【キーワード】 骨年齢 個人差 働きかけ 高齢者 遺伝と環境
ヒトの一生は、 一つの受精卵から始まり、 出生→成長→成熟→衰退という過程を経て、 死に至ることで終わる。 この間、 ヒトの体格・体力・運動能力はさまざまな変化をするが、 本講義では、 成長、 および衰退過程に焦点を当て、 子どもの、 (1) 発育における“個人差”、 (2) 体力・運動能力発達における“働きかけ”の効果、 高齢者の、 (3) 老化と体格・体力の変化、 (4) 低下する体力・運動能力を改善するための“働きかけ”の効果、 を主としてとりあげる。

<学習目標>
(1) 子どもの発育過程における個人差を生理学的に理解できるようになる。
(2) 適正な時期に適正に鍛えることの重要性を学ぶことができる。
(3) 高齢者の体格・体力の特性に関する知識を習得することができる。
(4) 体格・体力・運動能力と遺伝との関わりを理解することができる。

授業のながれ
1. 骨と成長と骨年齢
2. 思春期スパートと縦断的測定
3. 体格の発達・予想、 一流競技者の体格・体力
4. からだの大きさと身体諸機能の関係 (ディメンション論と相対発育)
5. エネルギー供給能力からみた体力とその測定
6. 子どもの有酸素性作業能力 その発達と運動の効果
7. 子どもの無酸素性作業能力 その発達
8. バイオメカニクス その 1 (力学の基礎 1) 9. バイオメカニクス その 2 (力学の基礎 2)
10. バイオメカニクス その 3 (アナログ信号は語る)
11. 走・跳・投の加齢にともなう発達
12. 骨の老化、 体力の衰え
13. 体力の維持・向上のための方策 (高齢者バージョン)
14. 体格・体力・運動能力の発達における遺伝と環境の影響
15. まとめ

学ぶ上での注意・担当教員からの希望
出席を重要視するので、 毎回必ず出席すること。 また、 三角関数および力学 (ともに高校程度) を理解していることが望ましい。
<本科目の関連科目> 
身体科学

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他
0%
20%
0%
30%
50%
筆記試験を行う。 また、 毎回ミニレポートを書いていただく。 ミニレポートは出席点として扱うもので、 予め注意されたい。

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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