日本福祉大学
科目名 日本語V

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2
3
通 年
大 林 惇 子

テ | マ   論理的推敲を必要とする文章を書く能力の養成を目指す

科目のねらい
<内容の要約>
【キーワード】 「文章構成」 「先行研究」 「要約」 「引用」 「資料の利用・作成」
・より高度な四技能の習得の上に立って、 レポートや論文が書けるよう 「文章表現能力」 を目指す。

<学習目標>
1. 事実を正確に把握し描写する力を獲得する。
2. 事実に基づいて意見を述べる力を獲得する。
3. 先行論文を要約したり、 引用したりして意見を述べる力を獲得する。
4. 客観的資料を根拠に持論を展開する力を獲得する。

授業のながれ
1  表現の基本 (2 年次の復習) 論文の構成要素
2  先輩の論文を読んでみる
3  序論の構成要素−1 課題の提示・研究目的の提示
4  序論の構成要素−2 課題文の作成と提出
5  序論の構成要素−3 先行論文の扱い−1
6  序論の構成要素−4 先行論文の扱い−2
7  序論の構成要素−5 課題文の作成と提出
8  本論の構成要素−1 定義・分類・選択
9  本論の構成要素−2 課題文の作成と提出
10 本論の構成要素−3 図形の提示・数値の評価と読み
11 本論の構成要素−4 資料と判明事項の指摘
12 本論の構成要素−5 課題文の作成と提出
13 本論の構成要素−6 対比対照と比較表現
14 本論の構成要素−7 課題文の作成と提出
15 前期のまとめ 
1  本論の構成要素− 8  原因の考察・予測−1
2  本論の構成要素− 9  原因の考察・予測−2
3  本論の構成要素−10 課題文の作成と提出
4  本論の構成要素−11 存在の指摘・列挙
5  本論の構成要素−12 課題文の作成と提出
6  本論の構成要素−13 引用と論点の提示−1
7  本論の構成要素−14 引用と論点の提示−2
8  本論の構成要素−15 課題文の作成と提出
9  本論の構成要素−16 同意と反論
10 本論の構成要素−17 課題文の作成と提出
11 結論の構成要素− 1  結論の提示・研究の評価
12 結論の構成要素− 2  今後の課題の指摘・文献の記述・提示
13 結論の構成要素− 3  課題文の作成と提出
14 まとめ:序論から結論へ
15 最終レポートの作成

学ぶ上での注意・担当教員からの希望
 本講座においては、 宿題は、 PC 上で提出し、 PC 上で添削する。 しかし、 教室活動として課題を課することも多い。 (ほぼ毎週)
 したがって、 常に、 積極的な学習態度を維持することが必要となることは 1 年次 2 年次と同様である。
 1 時間 1 時間が積み上げられるものである。 遅刻・欠席はしないこと。

<本科目の関連科目> 
日本語T 日本語U

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他
40%
40%
0%
0%
20%
・出席、 遅刻は最終成績決定時に考慮する。 (授業態度の悪い学生も減点の対象とする)
・この科目における宿題は大変重要なものである。 したがって、 未提出は減点の対象とする。
・中間試験は行わないが、 単位認定試験として最終レポートを課す。

テキスト
■テキストを使用する
□レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
『大学・大学院留学生の日本語C 論文作成編』 アルク社
 その他、 随時プリント教材を使用する。 (新聞・雑誌・白書等)



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