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福祉科教育法T |
単位数 | 学年配当 | 開講形態 | 教員名 |
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テ | マ | 高校福祉教育のあり方を考える−−−学校教育の原理に即した福祉教育の意義と課題 |
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科目のねらい |
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【キーワード】 教育理念・目標 教育課程 学習指導要領 専門教育 15 歳の選択 <内容の要約> 高校福祉教育は単なる人材養成教育ではありません。 では、 何をめざし、 どんな目的をもって展開されるべきでしょうか。 高校 「福祉」 科が設置された背景やその後の展開、 最近の動向を探りつつ、 高校生の発達と自立・自己形成を進める観点に立って、 高校福祉教育の教育課程を編成するという具体的なグループ作業を通して、 高校教育における福祉教育の意義・理念・目標や課題・展望を考えていきましょう。 <学習目標> 1. 高等学校学習指導要領の基本的な規定について正確に理解できている。 2. 高校生・青年の発達・自立をめぐる諸問題について問題意識を持ち、 学校教育の役割と課題について明確な意見を述べることができる。 3. 今日の学校改革や福祉改革の具体的動向とその基底にある思潮を理解して、 高校福祉教育の意義・理念・目標や課題・展望について意見を述べることができる。 4. 1〜3 をふまえ、 高校福祉教育のよりよい教育課程を編成することができる。 |
授業のながれ |
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1. オリエンテーション−−−科目のねらいと進め方、 メーリングリストについてなど 2. 福祉教育の概観 (1) −−−高校福祉教育の実際:講師の教員経験から 3. 福祉教育の概観 (2) −−−福祉教育の変遷と 「福祉(科)」 設置の背景 4. 福祉教育の概観 (3) −−−近代学校制度の本質と高校福祉教育 5. 高等学校学習指導要領を知る (1) −−−指導要領 「総則」 の解説 6. 高等学校学習指導要領を知る (2) −−−指導要領 「福祉」 の解説 7. 福祉科生徒の進路をめぐる諸問題−−−ゲスト講師をお迎えして 8. 高校福祉教育の 「専門教育」 性の検討−−−職業教育・キャリア教育と関わって 9. 体験学習・ボランティア活動をめぐる動向と福祉教育 10. 高校福祉教育の教育課程を編成する (1) −−−高校福祉教育の意義・役割 11. 高校福祉教育の教育課程を編成する (2) −−−高校福祉教育の理念・目標 12. 高校福祉教育の教育課程を編成する (3) −−−高校福祉教育のカリキュラム 13. 教育課程の発表と検討 (1) −−−各グループからの発表とその検討 (1) 14. 教育課程の発表と検討 (2) −−−各グループからの発表とその検討 (2) 15. まとめ−高校教育における福祉教育の意義と課題・展望 |
学ぶ上での注意・担当教員からの希望 |
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1. 4 月中旬頃に 30 分程度の事前オリエンテーションを実施するので、 必ず出席すること。
(日時等の詳細については教職課程センターから連絡する) 2. 4 月上旬までに添付ファイルを含めた E-Mail の送受信ができる環境を整えておくこと。 3. 授業時間外でのグループ作業にも取り組む必要がある。 教職に対する強い問題意識・目的意識を持って履修すること。 <本科目の関連科目> 「福祉科教育法U」 (原則として同時履修すること) |
成績評価の方法 |
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・「課題・小テスト」 の対象は、 「小レポート」 (ほぼ毎週、 小レポートの課題を課す)
と、 グループ作業によって策定・編成する 「教育課程」 である。 ・「その他」 の対象は、 出席状況や授業における意見発表である。 ・科目の性格上、 ペーパー試験は実施しない。 |
テキスト | ■ テキストを使用する □ レジュメを使用する □ 未定 (最初の授業で指示する) |
文部省 『高等学校学習指導要領解説・総則編』 東山書房 文部省 『高等学校学習指導要領解説・福祉編』 実教出版 ※品切れの場合は別途指示する。 ※その他、 レジュメを配布するとともに、 講義の中で指示する。 |
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