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保育方法論U |
単位数 | 学年配当 | 開講形態 | 教員名 |
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テ | マ | 保育実践における指導−ひとりひとりを大切にし、 仲間とともに育つ保育の指導 |
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科目のねらい |
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【キーワード】 保育方法 保育方法の基本的視点 活動領域 あそび クラス運営 <内容の要約> 本講義は、 「保育方法論T」 の内容 (子どもの把握のしかたを学ぶ) を受けて、 保育所や幼稚園の保育の方法 (指導のしかた) について学びます。 指導方法の基本的な視点を明らかにした後、 諸活動領域に焦点をあて指導方法について考えます。 とくに、 諸領域の中でも保育で重視されているあそびに焦点を当てます。 <学習目標> 保育界では実践における 「指導」 をめぐり、 1989 年頃から混乱が起きています。 17 年経た今日もなおその状態が続いています。 そうした実情を勘案し、 本講では@本来の指導とは何かを学びます。 A保育のなかでの各領域の位置づけを学びます。 B保育の領域とその指導のありかたについて学びます。 C領域の中でもあそびと指導のありかたについて先人の保育実践を手がかりに受講生とともに考えます。 Dクラス集団の組織のしかたを考えます。 |
授業のながれ |
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1回 1. 保育の方法−指導のありかたを実践から学ぶ 1) 保育方法とは何か −倉橋惣三に学ぶ 2回 2) 子どもと保育者の役割 −ひとり一人を大切にする指導 3) 子どもの発達と指導との関係 3回 4) 子どもと子どもとの関係を結ぶことを大切にする指導 4回 2. 保育活動の領域に関わる指導 5回 1) 生活技術・生活習慣の領域とその指導 6回 2) あそびとその指導 @ あそびの本質 7回 A あそびの種類とあそびの発展過程 8回 B あそびの指導 ・あそびの指導の今日的意味とその大切さ 9回 ・あそびの内容に関わる指導−実践記録に学ぶ 10回 C あそびの展開の場面での指導のいくつかのこと ・あそびのなかでの話し合いの指導 11回 ・競争あそびの指導 12回 ・あそびの技術の指導 13回 3) クラスの運営 @ クラスの編成 A クラスの運営 14回 3. 保育のなかでの行事の取り組み方 ・行事の意義と取り組み方 15回 4. まとめ=テスト |
学ぶ上での注意・担当教員からの希望 |
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1. 3年次に保育所実習を履修する学生は、 この科目を必ず履修のこと。 2. 本講義は、 「保育方法論T」 に続いた内容で行うので 「T」 を受講していること。 3. 毎回、 プリントや資料を配布するので、 保存し、 講義の時に持参してください。 4. 保育所のボランティアや手伝いを積極的にして乳幼児と接触する機会を持つことを勧めます。 5. 保育方法論Tで紹介した実践記録は付属図書館にあります。 3年次で読了してください。 6. 6回目以降テキストを利用します。 テキストを購入してください。 <本科目の関連科目> 「保育論」 「保育方法論T」 「保育内容の研究T〜X」 |
成績評価の方法 |
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1. 期末の試験が 90 点です。 2. それに、 講義中に出すミニ・リポートが 10 点を加味します。 |
テキスト | ■ テキストを使用する ■ レジュメを使用する □ 未定 (最初の授業で指示する) |
勅使千鶴 『子どもの発達とあそびの指導』 ひとなる書房、 1999 年。 |
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