日本福祉大学 社会福祉学部

社会保障論 (保・心)

単位数 学年配当 開講形態 教員名
4
3
半期 (週 2 回)
鍋 谷 州 春

テ | マ  社会保障の現状と課題−生活の視点から制度設計まで

科目のねらい
【キーワード】 生活問題 社会権 少子高齢社会 3つのシナリオ
<内容の要約>
 社会保障が転換点に立っている今こそ、 21 世紀の福祉を担う学生諸君が、 社会保障の歴史やその機能を学ぶ必要がある。 また複雑な社会保障制度の知識を習得し、 今後のありかたを考える基礎的知識と視点を身につけることが求められる。 前半では主に歴史や機能を学び、 後半では各論と今後を考えるための基礎知識を学ぶ。
<学習目標>
・自分や家族の生活問題に引き付けて社会保障を説明できる。
・社会保障の歴史や機能を理解し、 説明できる。
・複雑な社会保障制度を簡潔に説明できる。
・これからの社会保障のありかたを考える基礎的知識と視点を身につける。

授業のながれ
・現在の社会保障制度改革論
・少子・高齢化と社会保障
・社会保障の機能
・社会保障の歴史と理念 (1)
・社会保障の歴史と理念 (2)
・社会保障の歴史と理念 (3)
・社会保障の概念と範囲
・社会保障制度の体系と概要 (1)
・社会保障制度の体系と概要 (2)
・日本型福祉社会と社会保障制度 (1)
・日本型福祉社会と社会保障制度 (2)
・社会保障とライフスタイル (1)
・社会保障とライフスタイル (2)
・医療保険制度の体系と今日的課題 (1)
・医療保険制度の体系と今日的課題 (2)
・介護保険制度と高齢者保健福祉 (1)
・介護保険制度と高齢者保健福祉 (2)
・年金保険制度の体系と今日的課題 (1)
・年金保険制度の体系と今日的課題 (2)
・年金保険制度の体系と今日的課題 (3)
・自然災害からの住宅・生活再建の今日的課題 
・労働保険制度の体系と今日的課題
・民間保険と社会保険
・社会福祉士と社会保障
・統 括
・試 験

学ぶ上での注意・担当教員からの希望
 講義が双方向になるように、 質問・意見等を歓迎します。 出席カードに記入してください。 学生が発言する時間も作ります。
<本科目の関連科目>
「高齢者福祉論」 「障害者福祉論」 「児童福祉論」 「公的扶助論」 「地域福祉論」

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他



90%
10%
 出席点 10 点、 本試験 90 点。

テキスト ■ テキストを使用する
□ レジュメを使用する
□ 未定 (最初の授業で指示する)
福祉士養成講座編集員会編集 『社会保障論 社会福祉士養成講座5 2006』 中央法規
 サブテキストとして以下を用いる
椋野美智子・田中耕太郎 『はじめての社会保障第3版−福祉を学ぶ人へ』 有斐閣アルマ 2005



(C) Copyght 2007 Nihon Fukushi University. all rights reserved.
本ホームページからの転載を禁じます。