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看 護 概 論 |
単位数 | 学年配当 | 開講形態 | 教員名 |
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テ | マ | 看護の役割を知る。 福祉分野で応用可能な症状理解とケア方法を学ぶ |
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科目のねらい |
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【キーワード】 看護職 根拠に基づいた症状ケア 医療の社会的側面 <内容の要約> 看護は、 人々の生活を各人の健康レベルに応じて、 健康の側面から支え援助する役割を果たしてきました。 「看護」 と 「福祉」 の仕事はつきつめていくと本質的に似ている部分が多くありますし、 互いに学びあうことで各々がよりよい援助ができるようになるのではないかと考えます。 この講義のひとつめのねらいは、 看護の様々な実践領域について知ってもらうことです。 看護の対象は、 乳幼児から高齢者まで、 意識のない人から普通に暮らしている人までと広いのですが、 そのような多様性とその中の共通点を学んでいきます。 ふたつめのねらいは、 主に高齢者の症状の看護的アセスメントや援助のポイントを理解することです。 <学習目標> ・看護職が発展してきた歴史的背景や看護独自の役割について、 説明できる。 ・急性期・慢性期、 小児・成人・老人、 病院・在宅等多様な場それぞれでの看護の特徴を、 説明できる。 ・症状の名称や定義について、 説明できる。 ・症状の発生メカニズムに基づいて、 症状ケアの基本が説明できる。 |
授業のながれ |
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1. イントロダクション 2. 成人看護 1:急性期患者の看護 (術後回復期の看護) 3. 症状理解と看護 1 (発熱、 循環器系症状) 4. 成人看護 2:回復期〜退院後の生活に向けての看護 (ストーマリハビリテーションにおける看護) 5. 症状理解と看護 2 (呼吸器系症状) 6. 成人看護 3:慢性期患者の看護 (成人型糖尿病患者のセルフケアに向けた看護) 7. 症状理解と看護 3 (脱水、 浮腫、 尿路系症状) 8. 母性看護 (分娩時の看護、 新生児の看護) 9. 症状理解と看護 4 (消化器系症状) 10. 小児看護 (入院治療や手術を受ける子どもへの看護) 11. 症状理解と看護 5 (皮膚症状、 その他) 12. 在宅看護 (訪問看護の歴史・仕組みと実際) 13. 症状理解と看護 6 (ターミナル期の症状コントロールと看護) 14. まとめ 15. 試 験 |
学ぶ上での注意・担当教員からの希望 |
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・私語厳禁。 学ぶ意欲のない人は履修しないでください。 ・テキストを活用して、 授業中に説明しきれなかった部分も講義の前後に目を通して、 理解を深めること。 ・書き込みができるレジュメを準備するが、 それ以外にもノートやメモをとって、 復習に役立てるようにしてください。 <本科目の関連科目> 「医学概論」 「高齢者福祉論」 「介護福祉論」 「医療福祉論」 |
成績評価の方法 |
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・基本的には 「中間レポート」 と 「定期試験」 で採点します。 ・厳密な出欠管理はしませんが、 各回のコメントカードの提出状況や内容も若干評価に反映させます。 |
テキスト | ■ テキストを使用する □ レジュメを使用する □ 未定 (最初の授業で指示する) |
津村智恵子監修 『高齢者アセスメントポケットブック』 日総研出版 |
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