日本福祉大学 経済学部

社会科教育法U (公民)
〈教職課程〉

単位数 学年配当 開講形態 教員名
2
2
半期
松 谷   務

テ | マ  高校 「公民科」・中学校 「公民分野」 の目標・内容・実践、 その歩み・あり方

科目のねらい
【キーワード】 主体的学習 ハイテクと安全 グローバル世界 アジアの日本 生と死 内なる国際化
<内容の要約>

 皆さんは 「公民」 分野に関心を持っていますか。 縁が遠く、 おもしろくないと思っていませんか。 ほんとうは逆で、 日々の生活に関わる現代の問題を扱うもので、 興味・関心が湧きやすいものです。 具体的な問題を理解して、 現代の社会と世界が見えてくるように学んでいきましょう。
<学習目標>
・学習者が主体的に学ぶよう仕向け得るために、 先ず自らが学習の意図を認識し、 実践できる。
・「公民」 教育の歩みの大筋を説明できる。
・「公民」 分野の主な内容を自らの言葉で説明できる。
・主なテーマについて、 具体的な展開を構想できる。

授業のながれ

1. 社会科の誕生と歩み。 「公民」 分野・高校 「公民科」 の歩み
2. 学習指導要領の 「公民」 分野・高校 「公民科」 の目標と内容
3. 「公民」 分野・高校 「公民科」 と、 主体的学習・共同学習の方法
4. 現代社会の特徴と、 科学・技術
5. 命、 生と死、 生き方
6. 国民主権と民主政治
7. 「 9.11.」 後の世界と、 テロ対策
8. USA の世界戦略と、 専守防衛
9. アジアでの協調と、 アジア共同体
10. 規制緩和、 開発抑制と、 地方自治
11. 国際化、 特に内なる国際化
12. 不安な社会と、 宗教のカルト化
13. 討論. ※テーマ・方法など未定
14. 「公民」 分野・高校 「公民科」 と 「総合的学習の時間」 との関わり
15. 「公民」 の計画と評価、 「現代社会」 の計画と評価


学ぶ上での注意・担当教員からの希望
 自ら学習するよう求めます。
1. 皆さんの積極的参加、 特に発言・スピーチ・討論を求める。
2. 講義への準備として予習課題と、 事後学習としての小レポートを課す。
3. 遅刻・受講態度への節度を求める。 ※特に初回、 万障繰り合せて出席すること。  

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他
30%
30%

40%
レポート試験 (40 点ほど)・講義レポート (30 点ほど)・宿題レポート (30 点ほど)・スピーチ・討論。

テキスト ■ テキストを使用する
■ レジュメを使用する
□ 未定 (最初の授業で指示する)
『文部省 高等学校学習指導要領解説・公民編 実教出版』



(C) Copyright 2007 Nihon Fukushi University. all rights reserved.
本ホームページからの転載を禁じます。