日本福祉大学 経済学部

総合演習T (501)
〈教職課程〉

単位数 学年配当 開講形態 教員名
2
2
半期
曲 田 浩 和

テ | マ   自分の得意なことを第三者に伝える

科目のねらい
<内容の要約>
 みなさんは、 あと2年で教育実習生として教壇に立たなければなりません。 そこで求められることは自分の言葉で伝えることです。 どのように話をすれば伝えることができるのかを考えたいと思います。
 いま生涯学習である講座が人気になっています。 受講生が講師となり、 自分の得意分野を話す講座です。 人々はいろいろなことに気を遣い生活しています。 知らないうちに身についている技術や、 面白く考えているうちに得意分野となっていることが一つや二つはあることと思います。 たとえば 「タクシーの運転手さんによる車の運転法」 や 「主婦による 10 分で作る手軽料理法」 などです。 仕事・趣味を通じて得た知識・経験を講師となり話すということです。 このような講座にヒントを得てゼミを行っていきたいと考えています。
 人前で話をすることは、 話す内容を理解していることが大事です。 自分の得意分野や関心を持っていることなら話しやすいことと思います。 これから専門科目を教えなくてはなりません。 その前の準備と思ってください。

授業のながれ
 各自が講師となり、 自分の得意分野や最も関心を持っていることを話してもらいます (持ち時間は 15〜20 分)。 終了後、 内容に対する質問・意見とともに、 話し方に対する意見交換を行います。
 たとえ、 自分の経験に自信があったとしても、 頭のなかで漠然と考えていても、 第三者には伝わりません。 第三者に伝えるためには、 何を伝えたいのかをはっきりさせ、 伝えるためにはどのような構成で話すのが最善なのかを考える必要があります。 報告の1週間前にテーマおよび話す内容 (導入・展開・結論) を提示してもらいます。            

学ぶ上での注意・担当教員からの希望
 このゼミは実践的なゼミです。 報告者はもちろんですが、 聞く側も積極的に授業に参加してください。 かならず報告に対し聞き手の各人が質問が出せるようにしてください。
 人前での話が得意な人はさらに自分の長所を活かせるように、 苦手な人は人前で話す経験だと思い、 授業にのぞんでください。
 教師になるという自覚を持ち授業にのぞんでください。
遅刻・欠席は厳禁。 やむをえず遅刻をする場合は必ず連絡を行うこと。

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他




 報告 80%
 出席 20%

テキスト □ テキストを使用する
□ レジュメを使用する
□ 未定 (最初の授業で指示する)
なし。



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