日本福祉大学 経済学部

地 域 研 究
 

単位数 学年配当 開講形態 教員名
4
2
半期 (週 2 回)
ク  ラ  ス

テ | マ  地域の問題を捉えて、 問題に対する調査の手法を学ぶ

科目のねらい
【キーワード】 問題発見・提起 社会調査 (アンケート) データ分析
<内容の要約>

 この授業では、 地域の問題を発見し、 提起することから考えていきます。 問題発見と提起をすることは、 その問題を解決することを考えるのと同じぐらい重要なことです。 ある問題を解決することよりも、 問題を見つけ出し、 何故問題になっているのかについて、 データ分析やヒアリング調査を通じて 「問題を発見・提起し、 調査すること」 を身につけることが、 この授業の目的です。
<学習目標>
1. 発見した問題が、 何故問題となるのかについて説明することができる。
2. 問題を発見した上で、 必要となるデータ収集のためのアンケート調査票を作ることができる。
3. 発見した問題を考える上で必要なデータ収集を行うことができる。
4. 収集したデータを問題解決するための分析手法の知識を身につける。

授業のながれ

1. イントロダクション
2. 問題の発見
3. 問題の発見と提起の方法 (1)
4. 問題の発見と提起の方法 (2)
5. 問題提起とその調査方法
6. 地域の状況と問題発見
7. 地域の問題発見と問題提起 (1)
8. 地域の問題発見と問題提起 (2)
9. ヒアリング調査項目の設定・方法 (1)
10. ヒアリング調査項目の設定・方法 (2)
11. ※ヒアリング調査実習
12. ヒアリング調査結果のまとめ
13. アンケート調査項目の設定 (1)
14. アンケート調査項目の設定 (2)
15. アンケート調査項目の設定 (3)
16. アンケート調査票の構造化
17. アンケート調査票の検証と模擬練習
18. ※アンケート調査実習 (空港で調査)
19. ※アンケート調査実習 (空港で調査)
20. アンケート調査票と調査方法 (1)
21. アンケート調査票と調査方法 (2)
22. アンケートデータの入力
23. 入力データのチェック方法
24. 入力データのチェックとデータ整理
25. 単純集計分析
26. クロス集計分析
27. 分析結果の読み取り
28. 分析結果のレポート作成 (1)
29. 分析結果のレポート作成 (2)
30. クロージング


学ぶ上での注意・担当教員からの希望
 自ら進んで学習する熱意のある学生を希望します。 なお、 学外への調査には交通費・保険料を負担してもらいます。
<本科目の関連科目>
 「情報処理演習」 「経済分析ツール入門」 「統計学」 「経済統計」 「統計学演習」 「経済情報演習」 「地域学」
「社会調査法入門」

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他




100%
 @調査論文の形式要件が満たされていること、 A問題の構造化が図られていること、 B現地調査に基づいた内容が明確に反映されていること、 C課題に対する証拠立てが客観的であることの4つの条件のうち、 4 つすべてを満たしている場合にはA、 3 つを満たしている場合にはB、 2 つを満たしている場合にはC、 それ以外はDとする。 なお、 実習に参加しなかった場合は、 K 評価にする。

テキスト □ テキストを使用する
■ レジュメを使用する
□ 未定 (最初の授業で指示する)
【備考】 授業では毎回レジュメを配布します。 A4 サイズのレジュメを綴じることができるファイルを各自用意して下さい。



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