日本福祉大学 経済学部

現代のアジア

単位数 学年配当 開講形態 教員名
2
1
半期
長 瀬   誠

テ | マ  アジア経済の現状と日本経済

科目のねらい
【キーワード】 東アジア経済・環境共同体 中国経済 貿易と投資 IT 経済
<内容の要約>  
 日中韓にアセアンなどを加えた東アジアの経済緊密化によって東アジア経済は発展してきた。 現在より一層の発展のために東アジア共同体構築が必要であるとの声が高まっている。 中国経済の継続的発展、 貿易と投資の更なる緊密化、 IT 産業の一層の発展、 環境・エネルギー問題の解決が、 東アジア共同体の基盤となる。 本講義では東アジア共同体はどのように構築されるのか、 そのために何が必要なのか、 などの分析を通じて、 現代のアジアと日本の課題の把握を目指す。
<学習目標>
・東アジア各国の貿易と投資関係の把握を通じて、 東アジア共同体の経済的基盤を説明できる。
・IT 産業、 中国経済、 環境・エネルギー問題の分析を通じて、 アジア経済の現状が把握できる。
・現代のアジアと日本が安定的、 持続的に成長するための課題を説明できる。

授業のながれ
1. 講義の狙い=現代アジア経済論の視座
2. 急速に緊密化する東アジア経済
3. 東アジア経済の発展を牽引する中国経済
4. 日中経済関係の現状と課題
5. 香港、 マカオ、 台湾経済と大陸経済
6. アセアン経済の現状と課題
7. 韓国経済の現状と課題
8. 北朝鮮経済の現状と課題
9. インドシナ経済の現状と課題
10. ロシア・中央アジア、 モンゴル経済と中国経済
11. インド・南アジア経済の現状と課題
12. 東アジア環境協力の現状と課題
13. 東アジアエネルギー協力の現状と課題
14. まとめ、 予備日
15. 試 験

学ぶ上での注意・担当教員からの希望
・新聞や雑誌等を読み、 アジア経済の動向に関して情報を整理の上で講義に出席してほしい。
・書店や図書館等で本講義テーマに関連する図書を探して読み、 感想をまとめてほしい。

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他

50%

50%
 筆記試験 (50%)、 講義の中で提出を指示する小レポート (5 回×10%) によって評価する。

テキスト □ テキストを使用する
■ レジュメを使用する
□ 未定 (最初の授業で指示する)
参考文献・『アジア経済読本』 渡辺利夫編、 東洋経済新報社
    ・『東アジア共同体』 谷口誠著、 岩波新書
    ・『環境共同体としての日中韓』 寺西俊一監修、 集英社新書



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