科目名 社会調査法

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2
2
前 期
久 世 淳 子

テ | マ  社会調査法の基礎を学ぶ

科目のねらい
<内容の要約>
【キーワード】 社会調査法、 データ分析  
 社会調査とは社会で生じる出来事についてフィールド調査により統計的な推論のデータを得ることを目的とした調査のことである。 この講義では現実の社会からデータを収集して社会現象を分析しようとする研究を想定し、 研究計画の立て方、 調査票によるデータ収集の方法、 収集したデータの解析手法、 解析結果の評価の仕方などの基礎について学ぶ。 調査票の実際の企画・作成の仕方については演習を通じて習得する。 また実際のデータ分析の仕方については統計解析パッケージである SPSS を用いて演習を行う。

<学習目標>
・調査目的にあった調査票作成の基本を身につける
・得られた調査データを集計することができる
・調査結果の基本的な分析ができる

授業のながれ
1 ガイダンス
2 社会調査とは
3 調査票調査の企画・設計
4 調査票の作成
5 調査票の作成 (演習 1)
6 調査票の作成 (演習 2)
7 標本抽出と調査の実施
8 データの集計
9 統計的検定の意味
10 2 変数間の関連性の検定 (演習 1)
11 2 変数間の関連性の検定 (演習 2)
12 2 変数間の関連性の検定 (演習 3)
13 調査結果の記述と表現
14 まとめ
15 試験

学ぶ上での注意・担当教員からの希望
 統計解析パッケージを用いた演習を 3 週程度行うため、 受講に当たっては統計学の基礎的な知識を有していることが求められる。
 積み上げ式授業のため、 原則として欠席と遅刻はしないように。
 演習クラスのため、 1 クラスの定員は 45 人程度とする。
<本科目の関連科目> 
 データ分析の基礎は 「統計学基礎」 で、 分析の応用は 「多変量解析」 で学ぶことができる

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他
30
30%
0%
40%
0%
・10 回程度、 課題がでる
・4 回以上欠席したものは評価の対象としない

使用テキスト
■テキストを使用する
□レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
『改訂版 社会調査の基礎』 岩本・大塚・高橋著 放送大学教育振興会
※講義中、 レジュメを用いるときがあるが、 テキストは必ず購入すること。



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