日本福祉大学 福祉経営学部

国際協力論
      

単位数 学年配当 開講形態 教員名
2
1
半期
岡 本 眞理子

テ | マ  国際協力とは何か、 また、 どのような国際協力が 21 世紀には求められるのかを地球市民として考える

科目のねらい

【キーワード】 国際社会 発展途上国 南北問題 持続的開発 グローバリゼーション
<内容の要約>

 21 世紀の現在、 グローバリゼーションが加速する中で、 災害、 環境破壊や紛争、 貧困、 その他の国境を越える諸問題に世界各国が協力して対処することは、 人道上だけではなく、 世界の平和と持続的発展にとっても重要な課題となっている。 本講義では、 まず現実の国際社会において展開されている協力の諸事例から、 国際協力の必要性やその概念、 また国際協力の仕組みを理解し、 今後の国際協力のあり方を考える。
<学習目標>
*国際協力の必要性、 基本概念、 仕組み、 現状についての理解。
*現実に発生している諸問題と自分自身とのかかわりに対する理解。
*それを通した、 地球市民としての自覚と広い視野。
*国際協力への参加方法。


授業のながれ
1. この講義の概観、 進め方、 受講上の注意
2. 国際協力とは  国際協力の分野と担い手
3. 現代世界と国際協力の必要性:国際協力の具体的な事例としての緊急援助から考える
4. 国際機関の働きと仕組み
5. 日本政府による協力の歴史と現状
6. 国際機関・政府・NGO による多様な国際協力の例
  協力分野 1 災害と復興支援の協力 (1)
7. 協力分野 1 災害と復興支援の協力 (2)
8. 協力分野 2 経済開発のための協力 (1)
9. 協力分野 2 経済開発のための協力 (2)
10. 協力分野 3 社会開発と貧困緩和のための協力 (1)
11. 協力分野 3 社会開発と貧困緩和のための協力 (2)
12. 協力分野 4 紛争防止や平和のための協力
13. 協力分野 5 地球環境問題と国際協力
14. 国際協力への道
15. テスト (またはテーマ指定ミニレポート作成日)

学ぶ上での注意・担当教員からの希望
 第一回目の授業で受講上の重要事項を述べますので、 もし聞き逃した方は、 必ず友人や他の受講者に後で聞いて下さい。
<本科目の関連科目>
 「生活改善と農村開発」 「開発学概論」 「開発教育」 「教育開発論」

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他

100%


 レポートを合計 7 回 (ミニレポート 5 回+テーマ別 2 回) 提出する。
 ミニレポートが 4 回に満たない者は失格。 配点はミニレポート 60 点、 テーマ別 40 点。
 (ただし、 学生数が 100 名を越える時は期末試験の期間に試験を行う。)

テキスト □ テキストを使用する
■ レジュメを使用する
□ 未定 (最初の授業で指示する)
【備考】
 テキストは特に使用しないが、 レジュメや講義対応の視覚教材を使用する。 参考文献は図書館の講義関連書籍棚を見てほしい。



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