日本福祉大学 福祉経営学部

福祉経営情報演習
      

単位数 学年配当 開講形態 教員名
2
2
半期
高 木 啓 輔

テ | マ  福祉経営実務に関するデータ分析とヴィジュアリゼーション (視覚化)

科目のねらい
【キーワード】 ビジネスデータ 集計と分析 ヴィジュアリゼーション
<内容の要約>

 状況を理解し、 未来を予測し、 戦略的決定・行動をはかっていくためには、 その主体が企業であれ個人であれ科学する精神をもってデータの収集・分析をおこなうことが必要である。 われわれの主題とする福祉経営においても、 この作業のプロセスは諸々の決定における優先的処理事項として必要不可欠な領域である。 この演習ではそういった見地から、 表計算ソフト (Excel) を利用しておこなう基本的な分析の手続を学んでいく。
<学習目標>
・経営実務に関するデータ集計・分析の主要な範囲を理解し、 その基本的な処理ができるようにする。
・状況に応じて分析や表現の手法を選択したり組み合わせたりすることができる。

授業のながれ

1.   はじめに−福祉経営におけるデータ分析を考える−
2.   集計とグラフ@グラフを使った視覚表現
      ・グラフ・複合グラフの特性を理解する
3−4. 集計とグラフA:クロス集計
      ・ピボットテーブルで集計を多角的におこなう
5−6. 市場環境のデータ分析@:競争
      ・PPM・SWOT の分析結果を表現する
7−8. 市場環境のデータ分析A:需要
      ・回帰分析・重回帰分析を使って予測する
9−10. 市場環境のデータ分析B:顧客
      ・ABC・RFM・LTV により顧客を分析する
11−12. 経営資源のデータ分析@:サービス
      ・時系列データを視覚化して傾向を読む
13−14. 経営資源のデータ分析A:財務
      ・経営分析指標を使って分析をおこなう
15.   まとめ・予備日


学ぶ上での注意・担当教員からの希望
 表計算ソフトの操作にとどまることなく、 自分の立場や視点から問題処理のための行動を発想していくこと、 そしてそのことを通じて、 データ分析の意義を確認することが重要です。
<本科目の関連科目>
 「情報処理演習」 「経営学」 に関連する科目

成績評価の方法
課題・小テスト
レポート
中間試験
定期試験
そ の 他

50%


50%
 レポートと出席で評価する。

テキスト □ テキストを使用する
■ レジュメを使用する
□ 未定 (最初の授業で指示する)
必要に応じて参考文献を紹介する。



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