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障害者心理学 |
単位数 | 学年配当 | 開講形態 | 教員名 |
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テ | マ | 障害者の内面理解と福祉実践への寄与 |
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科目のねらい |
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<内容の要約> 【キーワード】 人間理解における 「障害」 条件の見方 福祉実践における障害者問題の新たな展開 実践主体の形成とは何か 障害のある人の問題は彼 (彼女) の置かれている社会環境と深く関係している。 その問題を理解するためには、 外的側面 (制度や物理的・人的環境) を見るだけではなく、 その障害者本人の内的側面にも目を向けて、 実践的事実にもとづいて検討していくことも大切である。 この講義では、 障害者心理の教科書的概説ではなく、 障害者福祉の実践で不可避的に直面せざるをえないようなテーマについて、 具体的事例を活用して心理学的な解明とはどういうものかを考えていくことにしたいと思う。 その際の心理学的解明にはいわゆる心理学者の研究成果だけでなく、 福祉現場の心理職の人たちの職人芸的なカンやコツ、 センスをも含めることになる。 講義の方法としては単に心理学者の研究成果を紹介するというよりも、 VTR や実践記録なども活用して、 具体的データを自分たちで確かめ検討するというやり方を含めた試みをしたい。 <学習目標 1. 心理学的問題の見出し方を身につける。 2. 心理的事実の背景や特徴づけが持つ意味を知る。 3. 障害にかかわる心理学的事実のとらえ方と福祉実践との関係を考える。 4. 実践主体の形成がもつ意味を理解する。 |
授業のながれ |
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(1) 障害者心理学とは―内面把握の意義と心理学の方法
(第1講) (2) 障害の概念と障害者の自己認識 (第2講〜8講) (3) 人間の脳と心―障害の生理心理学的基礎 (第9講〜10講) (4) 障害者福祉実践における心理学的諸問題 (第 11講〜15講) |
学ぶ上での注意・担当教員からの希望 |
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「私語」 は、
ご遠慮願います (ノリが悪くなりますので!!)。 講義レジメのプリントはなるべく詳細なものとするとともに、 教材テキストやVTRも使用するので、 障害などで支障のある場合には、 申し出てください (できるだけの工夫をします)。 <本科目の関連科目 障害者福祉論、 障害児教育論、 障害児保育 |
成績評価の方法 |
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VTR や実践記録についての感想・宿題ミニレポートを成績評価の参考とする。 |
テキスト | ■ テキストを使用する ■ レジュメを使用する □ 未定 (最初の授業で指示する) |
大泉溥
『生活支援のレポートづくり―実践研究の方法としての実践記録』
三学出版 〔サブテキスト〕 大泉溥 『実践記録論への展開―障害者福祉実践論の立場から―』 三学出版 (2005) |
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