科目名 | アシスティブテクノロジー演習 |
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単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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テ | マ | 支援技術の活用や意義、 および機器や環境を人に合わせる「適合」という視点の理解 |
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科目のねらい |
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<内容の要約> 【キーワード】 「アシスティブテクノロジー」 「支援技術」 「福祉用具」 「適合 (フィッティング)」 アシスティブテクノロジー ( Assistive Technology:以下、 AT ) は、 機器や環境を人に合わせる「適合」という視点が必要である。 障害を持つ人にとって身体状況や生活環境等に適合した AT の利用によって、 豊かな生活をすごすことが可能となる。 そこでコミュニケーション機器、 自助具、 機器操作のためのスイッチ、 パソコンを取り上げ、 これらの適用方法や操作方法を学び、 さらにスイッチ等の製作実習を通して、 AT 活用の意義と「適合」に関する理解を深める。 <学習目標> ・障害を持つ人が利用する操作スイッチや、 簡単な機器等の基本的な製作方法が習得できる。 ・代表的な福祉用具、 障害を持つ人のためのパソコン操作、 入力デバイス等の選定・適合方法が習得できる。 |
授業のながれ |
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1.
コミュニケーション (1):伝えるということはどういうことか?、
演習の基礎 2. コミュニケーション (2):コミュニケーション機器の種類を知る、 コミュニケーション機器の見方・選び方 3. コミュニケーション (3):透明文字盤の製作実習および重度の障害を持つ人への適用と使い方 4. コミュニケーション (4):スイッチの基本的な製作技術、 半田付けの練習、 スイッチ用テスト回路の製作 5. コミュニケーション (5):フィルムケースを利用したスイッチの製作 6. コミュニケーション (6):握りスイッチの製作 7. コミュニケーション (7):操作スイッチの種類と使い方および適合方法 8. パソコン支援 (1):マウスの改造、 スイッチを接続して試用体験 9. パソコン支援 (2):ユーザー補助機能の使い方、 ユーザー補助と障害との適合について 10. パソコン支援 (3):入力デバイス、 支援ソフト、 意思伝達装置の種類と使い方、 障害との適合方法 11. 導入支援 (1):パソコン、 コミュニケーション機器導入のための適合相談の模擬演習 (課題 1) 12. 導入支援 (2):パソコン、 コミュニケーション機器導入のための適合相談の模擬演習 (課題 2) 13. 移動支援用具の選定:車いす選定するための基礎的な採寸方法、 車いすの調整機能と座位保持クッションについて 14. 自助具・道具の選定:自助具の種類と見方と選び方 ※フィールドワーク:福祉用具適合相談の実際 (他施設での見学等) |
学ぶ上での注意・担当教員からの希望 |
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講義科目を元にした内容となるため、
「アシスティブテクノロジー基礎」
を履修しておくことがのぞましい。 また,
製作実習やグループワークが中心となりますので、
積極的に参加して体験機会を持ち、
理解を深めてください。 <本科目の関連科目> 「アシスティブテクノロジー基礎」 「テーマ演習 (ものづくり)」 など |
成績評価の方法 |
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・出席はとりませんが、
毎回レポートを作成・提出をしてもらいます。 ・実習やグループワークへの参加態度も加味します。 |
使用テキスト |
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□テキストを使用する ■レジュメを使用する □未定 (最初の授業で指示する) |
別途、 実習費 2,000 円が必要です。 |
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