科目名 | アルゴリズム論 |
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単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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テ | マ | 物事の処理手順 (アルゴリズム) を組み立てる発想や思考法を養う。 |
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科目のねらい |
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<内容の要約> 【キーワード】 「頭の体操」 「処理手順の組み立ての発想や思考法」 「プログラミングの基礎」 まず、 アルゴリズムを論理的に思考する手段として、 いくつかの基本型を示す。 そして、 その基本型に沿って、 個別の演習課題をなるべく多くやらせる。 提出させた課題を次週までに採点し、 正解と共に返却する。 自分の間違いを発見し、 自分の組み立ての発想や思考法の改善に役立ててもらう。 論理的に合理性があれば、 正しいアルゴリズムは無数に存在するが、 他人の発想や思考法を取り入れることによって、 自分のアルゴリズムが改善され、 論理的に美しいものとなる。 言わば、 頭の体操とも言える演習形式の講義である。 アルゴリズムを、 プログラミングの基礎へと橋渡しするため、 あるいは図で細部を厳密に表現するには限度があるため、 時間が許す限り、 プログラム記述形式で表現することも講義する。 <学習目標> ・アルゴリズムは、 プログラミングの基盤である。 処理手順の組み立ての発想や思考力を養う。 ・まず、 アルゴリズムの基本型を理解し、 それを組み合わせた複合型への応用力を養う。 |
授業のながれ |
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1 ガイダンス:受講上の注意、
成績評価方法、 講義概要と指針など。 2 フローチャートの意義と書き方。 3 アルゴリズムの基本型の解説。 4 直線型アルゴリズムの演習。 5 分岐型アルゴリズムの演習。 6 反復型アルゴリズムの演習。 7 多重反復型アルゴリズムの演習。 8 サブルーチン型アルゴリズムの演習。 9 混合型アルゴリズムの演習。 10 Tiny BASIC によるアルゴリズムの表現法の解説。 11 直線型と分岐型のフローチャートに基づき、 アルゴリズムをプログラム記述形式に変換する演習。 12 分岐型と反復型のフローチャートに基づき、 アルゴリズムをプログラム記述形式に変換する演習。 13 反復型と多重反復型のフローチャートに基づき、 アルゴリズムをプログラム記述形式に変換する演習。 14 混合型のフローチャートに基づき、 アルゴリズムをプログラム記述形式に変換する演習。 15 期末試験 |
学ぶ上での注意・担当教員からの希望 |
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・知識の積み上げ型の講義である。
欠席すると以降の講義が理解できなくなるので注意すること。 ・毎週、 出席管理も兼ねて、 演習課題を課す。 採点して、 次週に正解と共に返却する。 <本科目の関連科目> 学科目 「情報科学基礎」 の単位を取得していることを前提として講義する。 学科目 「プログラム演習T」 を受講していることを前提として講義する。 |
成績評価の方法 |
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毎週の課題の成績と期末テストにより評価する。 |
使用テキスト |
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■テキストを使用する □レジュメを使用する □未定 (最初の授業で指示する) |
杉江日出澄著
『コンピュータの基礎 [改定版]』 培風館 (2004 年 4
月) 講義中、 参考資料や演習の解答などを配布するが、 テキストは必ず購入すること。 |
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