科目名 | 日本文化論 |
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単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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テ | マ | 肖像画の収集と分析 |
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科目のねらい |
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<内容の要約> 【キーワード】 肖像画、 賛、 像主、 禅宗 源頼朝、 足利尊氏、 織田信長など、 日本史上の有名人の肖像画は、 みなさんもどこかで見たことがあると思います。 しかし、 肖像画に描かれている人は、 誰も会ったことがないのに、 なぜ 「源頼朝だ」 と分かるのでしょう。 また、 どのような人々が、 何のために、 さまざまな肖像画を作ったのでしょう。 歴史学の立場から、 日本の文化遺産の重要な一角を占める肖像画を分析してゆきます。 <学習目標> ・肖像画の作成と伝来には、 どのような人々が関わっているのかを理解する。 ・肖像画をとりまく歴史情報を自分なりに調べ、 考えられる (歴史は、 教えられた決まった内容を丸暗記する教科だという固定観念を払拭する)。 ・肖像画などの文化財は、 どのような意味で貴重なのか、 説明できる (「値段が高いから貴重」 というのではない説明ができる)。 |
授業のながれ |
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1
オリエンテーション 2 有名な肖像画の再検討 @ ― (例) 尊氏騎馬像、 後醍醐天皇像 ― 3 有名な肖像画の再検討 A 4 肖像画の収集と分類 5 肖像画と賛の分析 @ ― (例) 女性の肖像画 ― 6 肖像画と賛の分析 A ― (例) 浄土真宗と禅宗の肖像画 ― 7 肖像画と賛の分析 B ― (例) 織田信長の肖像画 ― 8 肖像画と賛の分析 C 9 肖像画と賛の分析 D 10 肖像画と賛の分析 E 11 肖像画と賛の分析 F 12 今後の検討課題 13 まとめ 14 レポート相談会 15 予備日 |
学ぶ上での注意・担当教員からの希望 |
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講義内容は一部、
受講生の調査協力を得て作成し、 期末レポートも、
未調査の肖像画を調査してもらうなど、
未知の領域に踏み出す研究的な講義を行う。 いわば、
教員の料理を 「そのまま食べる」 のではなく、
「自分で料理をする」 「味付けをかえる」
という感覚で臨んでほしい。 <本科目の関連科目> |
成績評価の方法 |
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・1〜2
度の中間レポートと期末レポートを基本とする。
レポート課題は、
大学図書館でも最低限のことは調べられる
「肖像画の調査」 を予定している。 ・受講生の理解度を確認するため、 講義時間中に適宜指名し、 回答状況 (出席の有無、 回答の内容) は成績評価の参考資料とするが、 厳密な出席点はとらない。 |
使用テキスト |
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□テキストを使用する ■レジュメを使用する □未定 (最初の授業で指示する) |
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