日本福祉大学 社会福祉学部

保育実習U

単位数 学年配当 開講形態 教員名
2
3
後期
勅 使 千 鶴

テ | マ 保育所実習で求められる基礎知識を獲得し、 それとともに実践力を養う

講義のねらい
 保育所実習は、 保育実習T−1 (11 月実施) と保育実習U (2 月に実施) でそれぞれ 2 週間行う。 保育所実習では、 @保育所の役割 (子どもに最善の利益の保障と子育て支援)、 A保育所における子どもの発達、 クラスにおける子どものダイナミックな動き、 B保育士の役割と具体的な活動のしかたをそれぞれ実感しながら、 講義やゼミで学んでいる内容を補強し、 整理する。
 11 月の実習では、 前掲した@、 A、 Bを実感するために、 第一週目は、 全クラスと保育所で行っている 「子育て支援の取り組み」 を見学する。 さらに、 保育士の手伝いをしながら参加や部分実習を行う。 第二週目は、 主としてAとBに焦点を合わせ 3 歳未満児クラスで部分実習と責任実習に取り組む。
 保育実習Uでは、 11 月の実習で学んだことを活かし、 前掲した@、 A、 Bを念頭に入れ、 園長と保育士の指導のもと 3 歳以上児のクラスで二週間継続して自ら日案を立て、 習得した実技を使用して部分実習と責任実習に取り組む。
 本講の目的は、 保育所実習で求められる基礎知識を獲得し、 それとともに実践力を養う。 11 月の保育所実習で学んだことを活かし、 再度日案の立て方を学び、 実習Uに備える。 また、 保育実技の面では、 種類を増やし、 質の向上をめざす。 具体的には、 講義の流れにあるように講義の前半は、 11 月に行われる実習に関わる内容を深める。 後半は、 2 月に行う 3 歳以上児クラスの実習に焦点を当て、 部分実習と責任実習に積極的に取り組めるよう、 基礎知識の獲得と実践力の習得を行う。

講義のながれ
1 回



2 回

3 回

4 回
5 回
6 回
7 回
8 回


9 回


10 回


11 回
12 回

13 回
@人形操作−自己紹介−3 歳未満児の場合
A人形操作−自己紹介−3 歳以上児の場合
B表現方法U−紙芝居の模擬保育−3 歳未満児の場合
 *紙芝居を持参のこと 
@手あそび−3 歳未満児の場合
A絵本の読み聞かせ−3 歳未満児を対象の模擬保育
@手あそび−3 歳以上児の場合−模擬保育 
A日誌を書く意味
保育所実習で学ぶこと−4 年生に学ぶ−実習準備と質問−班討論と全体討論 
保育所実習
保育所実習
保育実習T−1 実習総括−@子どもの把握のしかた
@保育実習T−1 実習総括−A保育所の役割と保育士の仕事
A手あそび−3 歳以上児の場合
@人形の操作−自己紹介
A手あそび−3 歳以上児を対象とした場合
B表現方法V−パネルシアター 模擬保育
@人形操作による話−模擬保育
A手あそび−3 歳以上児の場合−模擬保育
B日案の書き方−3 歳以上児クラスのあそびの場合
@実習U直前指導 1 A手あそび−3 歳以上児対象
@実習U直前指導 2
A実習準備に関わる質問と回答
@実習Uの反省会
A実習講義を受けて−リポート

学ぶ上での注意・担当教員からの希望
@この実習講義は、 保育所実習に必要な基礎知識を獲得し、 実践力を養うことを目的としている。 従って休むことなく全日程に出席することが求められる。 サークル活動の練習や試合などと重なる日程を避けるため、 期日を前もって調整のこと。
Aプリントや資料を毎回配布するので、 保存し、 講義時間にそれらを持参のこと。
B実習園の生活発表会や手伝いなどの機会を見つけ、 周りの乳幼児と接触する機会を積極的にもつこと。
C実習では、 皆さんの弾くピアノに合わせて、 子どもと一緒に歌う事が求められるので、 今から準備をしておくこと。

成績評価の方法
 この保育実習Uの講義は、 2 月の保育所実習と連動している。 @模擬保育の実施の内容 (20 点)、 Aリポート (20 点)、 B 2 月の保育所実習 (60 点)

テキスト 講義のなかで指示する。



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