日本福祉大学 社会福祉学部

乳 児 保 育 (後期分)

単位数 学年配当 開講形態 教員名
2
3
通年 (後期分)
柘 植 節 子

テ | マ 乳児保育をめぐる諸問題と乳児保育における指導方法を学ぶ

講義のねらい
 国の少子化対策の進行と保育所への入所希望が増大する中、 保育現場では 3 歳未満児の占める割合が年々高くなってきております。 年度途中での入所や延長保育をはじめ多様な保育が求められています。 子どもの生活の背景にある親の生活事情や育児力の低下にも目をむけての乳児保育のあり方が問われています。
 この授業では、 前期の 「乳児保育」 を踏まえ、 乳児保育をめぐる諸問題と乳児保育の具体的な指導方法を学びます。

講義のながれ
1. 子どもの発達の特徴と保育のポイント 「0 歳児」 
2.         〃         「1 歳児」 
3.         〃         「1〜2 歳児」 
4.         〃         「2〜3 歳児」 
5. 乳児保育の教材づくり
6. 教材での演習
7. 乳児保育での保育士のあり方
8. 親との連携
9. 乳児保育をとりまく諸問題 (少子化対策、 女性労働、 母子関係論等)
10. これからの乳児保育を考える

学ぶ上での注意・担当教員からの希望
 乳児に接する機会が少ないと思いますので、 保育実習の機会には 3 歳未満児のクラスを経験してみてください。

成績評価の方法
 出席を重視します。 期末にレポートでの評価をします。

テキスト 乳児保育研究会編 『新版・資料でわかる乳児の保育新時代』 ひとなる書房



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