日本福祉大学　社会福祉学部

保育内容総論�T

単位数	学年配当	開講形態	教員名
1	2	後期	秋　野　勝　紀

テ ｜ マ	子どもの発達をうながす保育内容をどう構想するか

講義のねらい

保育は、 子どもと保育者の密着した関係でいとなまれます。 そのため、 とかく世話、 援助、 指導に目が奪われがちになります。 ところが子どもと保育者の関係は、 保育内容が介在して成立しています。 保育が意図的で計画的ないとなみであるがゆえに、 保育内容が子どもの発達の質に影響を及ぼします。 　保育内容の主要なものは、 生活と遊びです。 これらは日常の何気ない活動がゆえに、 保育者が子どもの発達と文化を継承していくために、 どこに光を当てるかが問われることになります。 　生活と遊びは民族の文化であるとともに、 時代を反映し変化します。 保育内容を文化的社会的視点でとらえてどのように構想するか、 子どもの発達のあり方とともに考えていきます。

講義のながれ

１　保育内容総論で学ぶこと ２　保育内容と実践−保育実践のトライアングル ３　保育内容の構造 ４　生活文化の獲得と子どもの発達 ５　生活づくりの構造−生活リズム、 生活技術、 行動様式 ６　生活リズム−睡眠、 食事、 排泄 ７　生活技術−手の働きと道具 ８　行動様式 ９　遊び−自由遊び、 テーマのある遊び、 組織的な遊び 10　課業 11　保育内容行政−幼稚園教育要領、 保育所保育指針

学ぶ上での注意・担当教員からの希望

�@　科目の性質上出席は重要です。 　�A　配布する資料を読んで、 授業を深めてください。 　�B　総論�Tは、 保育内容を構想するためのベースになる生活と遊びであり、 総論�Uが実践の展開なので、 継続しての履修が必要です。

成績評価の方法

�@　出席があらかじめ示す規定に達しない場合は、 評価をしません。 　�A　試験によって評価をします。

テキスト	授業の都度レジュメと資料を配布します。

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