日本福祉大学 社会福祉学部

地 理 学

単位数 学年配当 開講形態 教員名
4
3
通年
松 谷   務

テ | マ 日本および世界、 地域の環境と生活

講義のねらい
 我々は、 物とサービスに関わる産業を興し、 流通させ、 消費し、 廃棄する生活をしています。 その活動は、 様々な自然の環境の下で行なわれると共に、 自然環境を改変し、 また、 新たな環境をつくり出しています。
 その際、 我々はその生活によって、 それぞれの地域を形づくっています。 地域には、 それぞれの特徴 (地域性) が有り、 地域の仕組み (地域構造) を持ち、 地域の課題 (地域問題) を抱えています。 また、 それぞれの地域は、 他の地域と繋がって (地域関係) います。
 我々が活動し、 また、 地域を形成していることを念頭に、 日本および世界における問題例と、 いくつかの地域例を取り上げます。

講義のながれ
1. 我々の住む愛知県
2. ヨーロッパ地域の構造、 地域例
3. ロシア・旧ソ連邦地域の構造、 地域例
4. アフリカ地域の構造、 地域例
5. 西アジア地域の構造、 地域例
6. 南アジア地域の構造、 インド
7. 東南アジア・オセアニアの構造、 地域例
8. 東アジア地域の構造、 @ チァイナ
9.     〃      A 南北朝鮮
10. 北アメリカ地域の構造、 地域例
11. 中・南アメリカ地域の構造、 地域例
12. 地域観察・見聞、 美浜町
13. 地域調査・研究、  〃
14. 自然環境と生活、 @ 地形
15.    〃    A 水
16.    〃    B 気候
17. 自然災害と生活、 @ 火山
18.    〃    A 地震
19.    〃    B 津波
20. 農業地域と生活、 地域例
21. 工業地域と公害、 地域例
22. 廃棄物と環境、 地域例
23. 観光地域と生活、 地域例
24. 文化・福祉と地域、 地域例
25. 基地と地域、 沖縄
26. 地域づくりと地域再生、 地域例

学ぶ上での注意・担当教員からの希望
 自ら学習するよう求めます。
@ 皆さんの積極的学習を求め、 作品づくりと交流を行ないたい。
A 時間中の作品を提出し、 また、 適宜、 小レポートを宿題とし、 提出を求めます。
B 缺席・遅刻・早退への節度を求めます。
 ※ 初回は、 万障繰り合せて出席すること。

成績評価の方法
 試験 (50 点ほど)、 小レポート (40 点ほど) など。

テキスト 星野朗ほか 『地理教育をつくる 50 のポイント』 大月書店 2004
『基本高等地図』 二宮書店 2005     ※ 高校で使用した地図帳も可。



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