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老人心理学 |
単位数 | 学年配当 | 開講形態 | 教員名 |
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テ | マ | 生涯発達の完結としての老年期の心理を学ぶ |
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講義のねらい |
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本講義のねらいは老年期の心理の理解である。 心理学は自分の体験から出発することが大切である。 そこで、 単に客観的に事実を学ぶという態度ではなく、 まずは自分の祖父母あるいは親の問題であり、 やがては自分の問題となること、 したがって、 気づいた日から老年期への備えを始める必要があることを前提として学んで欲しい。 これまで、 老年期は衰退の時期としか考えられてこなかったが、 老年期は成長の時期でもある。 また、 正常な加齢 (老化) と病的な加齢を区別して理解することも大切である。 生涯発達の完成期である老年期の発達を出生から老年期まで、 つまり、 人生のすべての時期をカバーする生涯発達の枠組みの中で学んで行く。 |
講義のながれ |
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第 1 講:高齢社会と老年心理学 第 2 講:高齢者の健康、 寿命とライフスタイル 第 3 講:高齢者の痴呆と精神疾患、 自殺 第 4 講:高齢者の心身の変化 第 5 講:高齢者の知能、 創造性、 知恵の発達 第 6 講:高齢者のパーソナリティ (1) 第 7 講:高齢者のパーソナリティ (2) 第 8 講:適応とサクセスフルエイジング 第 9 講:高齢者の家族と社会生活 第 10 講:高齢者と死 第 11 講:高齢者に対する心理的援助 第 12 講:試験 |
学ぶ上での注意・担当教員からの希望 |
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心理学の概論とできれば発達心理学を学んでいることが望ましいが、 講義は必ずしもそれを前提としない。
「エリクソン・エリクソン・キブニック:老年期. みすず書房」 を読むことを勧める。 |
成績評価の方法 |
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最後の時間に筆記試験を行う。 期末試験 100 点。 |
テキスト | 下仲順子・中里克治編 『高齢者心理学』 建帛社 |
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