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障害者心理学 |
単位数 | 学年配当 | 開講形態 | 教員名 |
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テ | マ | 障害者の内面理解と福祉実践への寄与 |
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講義のねらい |
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障害のある人の問題は彼 (彼女) の置かれている社会環境と深く関係しているが、
これを外的側面 (制度や物理的条件) を見るだけではなく、 その内的側面にも目を向けて、
実践的に検討していく必要がある。 この講義では、 障害者心理学の教科書的概説
(障害種別ごとの心理的特質など) を説明する形ではなく、 障害者福祉の実践で不可避的に直面せざるをえないようなテーマについて、
心理学的解明を試みたいと思う。 講義の方法としては従来の研究成果の紹介だけでなく、 VTR や実践記録なども活用して、 具体的データを分析・検討するという演習的なやり方も試みてみたい。 |
講義のながれ |
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障害者心理学とは ― 内面把握の意義と心理学の方法 ― 障害の受容と克服 ― 障害者の自己認識をめぐって ― 人間の脳と心の問題 ― 障害の脳科学 (=生理心理学) 的基礎 ― 障害者福祉実践と心理学的諸問題 ― 体罰・施錠・拘束・虐待の心理 ― |
学ぶ上での注意・担当教員からの希望 |
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「私語」 は、 ご遠慮願います (ノリが悪くなりますので!!)。 プリントやVTR を使用するので、 障害などで支障のある場合には、 申し出ること。 |
成績評価の方法 |
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講義の進行に応じて、 感想やミニ・レポートなどを課して、 それらを成績評価の参考とする。 |
テキスト | 【テキスト】 大泉溥 『生活支援のレポートづくり−実践研究の方法としての実践記録−』 三学出版 (2004) 【参考文献】 @ 佐伯胖ほか 『心理学と教育実践の間で』 東京大学出版会 1998 A 下山晴彦ほか 『心理学の新しいかたち』 誠信書房 2002 B 保坂隆編 『現代のエスプリ 343 リハビリテーション心理学』 至文堂 1996 C 渡辺俊之・本田哲三編 『リハビリテーション患者の心理とケア』 医学書院 2000 D 南雲直二 『障害受容 意味論からの問い』 荘道社 1998、 『社会受容―障害受容の本質―』 荘道社 2002 E 中田洋一郎 『子どもの障害をどう受容するか−家族支援と援助者の役割』 大月書店 2002 F NHK 取材班 『驚異の小宇宙U脳と心』 全 6 冊+別巻 2 冊 日本放送出版協会 1993〜94 G 市川和彦 『施設内虐待 なぜ援助者は虐待に走るのか』 誠信書房 2000 H 高谷清 『透明な鎖 障害者虐待はなぜ起こったか』 大月書店 1999 I 坂本秀夫 『体罰の研究』 三一書房 1995 J 梅津八三 『重複障害児の相互輔生』 東京大学出版会 1997 |
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