|
精神医学T |
単位数 | 学年配当 | 開講形態 | 教員名 |
---|---|---|---|
|
|
|
|
テ | マ | 精神障害をもった人を理解するために (1) |
---|
講義のねらい |
---|
精神医学とは精神機能とその病態
(障害) について研究する学問です。
しかし患者さんを理解するには、
狭い意味の医学すなわち生物学的精神医学視点のほかに、
心理学的な側面すなわち精神病理学的視点、
さらに社会精神医学視点などいくつかの視点から総合的に捉える必要があります。 精神医学Tの講義は下記の 「講義のながれ」 のように構成されています。 精神医学Tでは、 まず総論で基本的な考え方、 障害のとらえ方、 いくつかの視点 (立場) について学習し、 ついで各病態について、 主にストレス関連障害、 神経症性障害、 気分障害、 統合失調症 (精神分裂病) などを中心に学習します。 |
講義のながれ |
---|
年間授業のながれ 日程の詳細は授業開始時に提示します。 T. 精神医学総論 (1) A. 精神医学の方法論 B. 精神病理学の立場 C. 社会精神医学の立場 D. 生物学的精神医学の立場 E. 脳の構造・機能 (→精神医学Uへ) F. 精神障害の診断・分類体系 G. 精神医学的診断法 H. 精神症状のとらえ方 U. 精神医学各論 A. ストレス関連障害 B. ストレスと心身症 C. 神経症 D. パーソナリティと行動の障害 E. 気分障害 F. 統合失調症 (精神分裂病) (TEを除き、 以上を 「精神医学T」 とする) |
学ぶ上での注意・担当教員からの希望 |
---|
精神医学TとUを合わせて精神医学全体が理解できるように構成されていますので、 ぜひ両方受講して下さい。 精神保健学、 精神科リハビリテーション学、 精神保健福祉論など関連した科目の履修をお勧めします。 また精神障害をもった人の手記などを読むこともお勧めします。 |
成績評価の方法 |
---|
成績評価は学期末試験 (70 点) およびレポート (20 点)、 小テスト (10 点) で行います。 小テストは 2 回おこなって学習進度をみますので、 最低 1 回は受けて下さい。 (以上のすべて必須) |
テキスト | 水野信義 『精神医学T・U レジュメ集』 生協にて実費販売 |
---|
(C) Copyght 2005 Nihon Fukushi University. all rights reserved. |
本ホームページからの転載を禁じます。 |
![]() |