日本福祉大学 社会福祉学部

福祉環境論

単位数 学年配当 開講形態 教員名
2
3
後期
児 玉 善 郎

テ | マ 高齢者・障害者をはじめ誰もが安全かつ快適に住み続けられる居住環境

講義のねらい
 居住環境は人間が生活していく上で最も重要な基盤の一つである。 高齢者、 障害者、 乳幼児、 子ども、 妊婦など様々な状態にあるすべての人にとって安全かつ快適な居住環境の整備が求められている。
 本講義では、 このような問題認識にもとづき、 誰もが安全かつ快適に生活し、 安心して住み続けることができる居住環境のあり方について理解を深めることをねらいとする。 居住環境として、 住居、 居住施設、 歩行空間、 交通施設、 公共的建築物、 民間商業施設などを対象とし、 物的環境のあり方だけでなく、 サービス、 人々の意識といったソフト環境を含めて検討する。 また、 国内外の先進事例をもとに具体的かつ実際的な居住環境のあり方について学ぶ。

講義のながれ
1 . 誰もが住み続けられる居住環境とは
2 . 健康な生活と居住環境
3 . 高齢者の生活と住まい
4 . 高齢者向け住宅のあり方
5 . 高齢者の住宅改善 1
6 . 高齢者の住宅改善 2
7 . 高齢者の住宅改善 3
8 . 高齢者施設の居住環境 1
9 . 高齢者施設の居住環境 2
10. 障害者の生活と住まい
11. 福祉のまちづくり 1
12. 福祉のまちづくり 2
13. バリアフリーとユニバーサルデザイン
14. これからの福祉環境

学ぶ上での注意・担当教員からの希望
 日常生活における、 まちの環境、 施設や建築物について関心をもち、 高齢者や障害者が利用する上での問題点や改善の課題について考えるよう心がけて欲しい。 また、 施設見学やボランティアに積極的に参加し、 様々な居住環境の現場を実際に体験し、 居住環境の良い点、 悪い点について考えて欲しい。

成績評価の方法
 期末試験 80 点、 出席状況 20 点

テキスト 適宜レジュメを使用する。



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