科目名 リモートセンシング論 時 限
水−1

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2
3
後 期
野 呂 春 文

テ | マ リモートセンシング:触れずに壊さず調べる技術

講義の概要・ねらい
 リモートセンシングへの入門を目標にします。
 スマトラ沖地震とそれに伴う津波で多くの被害が発生したことは、 まだ良くおぼえているでしょう。 その報道の中で人工衛星による被災地の映像や地震計ネットワークの話題が繰り返し語られていました。 それが、 リモートセンシングの典型例です
 リモートセンシングとは、 触れずに壊さずに対象物を調べる技術の総称です。 生き物は、 視覚や聴覚、 嗅覚というリモートセンシング技術を発達させてきました。 それを、 現代の技術によって高度化し、 CT の医学への応用から弾性波による魚群探知、 人工衛星による気象観測から外惑星の衛星の観測まで広げたのがリモートセンシングです。
 この講義では、 特に防災とリモートセンシングとの関係について説明したいと考えています。

講義のながれ
0 リモートセンシングとは
1 電磁波と弾性波について
2 プラットフォームとは
3 センサとは、 そしてその特性
4 画像データの処理
5 地球環境問題における活用
6 防災における活

学習上の留意点
 必ずノートを取ること、 課題は自ら手を動かして取り組むこと、 そして、 なるべく休まないことを心がけてください。

成績評価の方法
 複数回の課題提出と、 期末の通常試験によって成績を判定します。

使用テキスト
 特になし



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