科目名 日本語V 時 限
月−2

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2
3
通 年
大 林 惇 子

テ | マ 論理的推敲を必要とする文章を書く能力の養成を目指す

講義の概要・ねらい
 大学では種々な場面で書くことが要求されている。 1 年次と 2 年次で行ってきた文法学習の積み上げ、 四技能の運用力修得の上に、 論説文の読破、 レポートの作成、 研究発表文の執筆、 など勉学・研究に不可欠な論理的文章が書けるよう 「文章表現能力」 の養成を目指す。
 これらの文章を書くにあたっては、 事実を正確に把握し、 描写する力。 その事実に基づいて意見を述べる力。 先人の論文を要約したり、 引用したりして意見を述べる力。 客観的資料を根拠に持論を展開する力などが要求される。 これらの能力養成を念頭にシラバスを組む。

講義のながれ
1. 構成-1 基礎、 主述対応、 一義一文
2. 構成-2 中心文。 段落構成、 接続句
3. 構成-3 事実文・意見文、 名詞化文
4. 表現-1 要約 定義、 分類、 比較対照
5. 表現-2 引用 論点の指摘
6. 表現-3 同意と反論 選択、 補足
7. 表現-4 資料の利用 図表グラフの読み、 作成、 文献提示
*以上のながれに沿い、 読解力と文章 表現力の養成を目標に講義を組む。

学習上の留意点
 本講義は、 受動的な講義ではない。 随時、 課題による 1000 字から 2000 字の文章を作成していく。 したがって、 常に積極的な学習態度、 授業参加態度が要求される。

成績評価の方法
 教室内での参加態度、 課題の提出、 各期末のレポートが評価の対象となる。

使用テキスト
 授業開始時に指示するが、 主としてプリント教材を使用する。



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