科目名	社会調査法	時　限	火−4

単 位 数	学年配当	開講期間	担　当　教　員
2	2	前 期	陳　　　立　行

テ ｜ マ	社会調査法の基礎を学ぶ

講義の概要・ねらい

「社会調査」 とは社会で生じるさまざまな出来事についてフィールド調査により統計的な推論のデータを得ることを目的とした調査のことである。 　この講義では現実の社会からデータを収集して社会現象を分析しようとする研究を想定し、 研究計画の立て方、 調査票によりデータ収集の仕方、 収集したデータの解析手法と進め方、 解析結果の評価のしかたなどの基礎について学ぶ。 調査票の実際の企画･作成の仕方については演習を通じて習得する。 また実際のデータ分析の仕方については統計解析パッケージである SPSS を用いて演習を通じて習得する。

講義のながれ

第 1 週　ガイダンス 第 2 週　社会調査法とは 第 3 週　調査票調査の企画･設計 第 4 週　調査票の作成 第 5 週　調査票の作成 （演習） 第 6 週　調査票の作成 （演習） 第 7 週　標本抽出と調査の実施 第 8 週　データの集計 第 9 週　統計的検定の意味 第 10 週　2 変数間の関連性の検定 （演習） 第 11 週　2 変数間の関連性の検定 （演習） 第 12 週　2 変数間の関連性の検定 （演習） 第 13 週　調査結果の記述と表現

学習上の留意点

・統計解析パッケージを用いた演習を 3 週間程度行う。 そのため、 受講に当たっては、 統計学の基礎的な知識を有していることが求められる。 ・積み上げ式の授業のため、 原則として欠席と遅刻をしないように。 ・演習クラスのため、 1 クラスの定員は 45 人程度とする。

成績評価の方法

成績は、 出席状態、 課題提出、 試験により総合的に判断して評価する。 4 回以上欠席したものは評価の対象としない。

使用テキスト

『社会調査の基礎』 岩本雅也、 大塚雄作、 高橋一南　放送大学教育振興会

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