科目名 | テーマ演習T (生活情報機器実験) |
時 限 |
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単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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テ | マ | 身近な情報機器の仕組み (信号の計測、 マイコン制御の仕組み、 携帯電話用ソフトウェア) |
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講義の概要・ねらい |
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我々の身の周りには、 家電製品や信号機に組み込まれたマイコン、 携帯電話、 パーソナルコンピュータなどの様々な情報機器がある。 これらを有効に利用するためには、 それぞれのハードウェアの基本的な仕組みを理解した上で、 ある機能の実現に必要なソフトウェア技術を身につけることが重要である。 本実験では、 情報機器の利用や設計の基礎となる信号の計測、 マイコンの仕組みの学習とアセンブラプログラミングによる on/off 制御、 携帯電話のハードウェアに関する学習とソフトウェア制作を行う。 本実験の目的は、 生活を取り巻く代表的な情報機器の基本的な仕組みを理解し、 今後の情報分野の学習の土台を作ることである。 |
講義のながれ |
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第 1 週 ガイダンス 第 2 週目 以降は、 三つのグループに分け、 以下の三つのテーマの実験を 4 週間ずつ行う。 (テーマ A) 信号の計測 信号線中の雑音とその除去方法、 フィルター中の信号の伝わり方、 ネットワークの OSI モデルの第一層、 周波数領域でのモノの考え方、 信号の計測方法など情報機器の設計や使用の基礎となるモノの見方を習得させることがねらいである。 情報機器制御のプログラミングなどに役立ち、 工学系の情報分野での基礎的なものの考え方を集約する実験である。 (テーマ B) マイコン制御の仕組み 家電製品、 信号機、 エレベータなど殆どの生活関連機器には、 マイコンが装着されており、 それにより様々な制御が行われている。 本テーマでは、 生活関連機器のシーケンス制御やマイコンの仕組みについて学習し、 アセンブラプログラミングによる簡単な on/off 制御の実習を行う。 (テーマ C) 携帯電話用ソフトウェア 携帯電話の場合には、 パソコンと比較して、 CPU の処理速度が遅く、 画面やメモリ空間も小さいため、 これらの特性を考慮してプログラム制作を行う必要がある。 本テーマでは、 携帯電話用の簡単なアプリケーションソフトウェアの制作を通じて、 携帯電話での基本的なプログラミングの手法を学ぶ。 |
学習上の留意点 |
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実験であるので、 毎週確実に出席する必要がある。 遅刻・欠席は厳禁である。 |
成績評価の方法 |
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出席状況と実験レポート等をもとに、 成績評価を行う。 |
使用テキスト |
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授業中に適宜プリントを配布する。 |
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