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アジア経済論 |
単位数 | 学年配当 | 開講形態 | 教員名 |
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テ | マ |
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講義のねらい |
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1960 年代以降、 東アジア諸国の経済は、 日本経済の高度成長を追うように、
相次いで高度成長期に入っていった。 1980 年代に入ると改革開放をへと舵を切った中国が高度成長路線に入り、
その人口・国土の巨大さから世界経済における存在感を急速に増すようになる。
さらに、 1990 年代末からはインド経済も従前とは様変わりな経済発展を遂げ始める。
本講では、 それぞれのアジアの (諸) 国の経済の停滞と高度成長への転換の基本的なメカニズムを明らかにし、 幾つかの国について、 政府がどのような政策を打ち出した結果、 高度経済成長路線に乗ったのか、 他方で同様の政策を打ち出しながら、 著しい成果を挙げた国とそうでもなかった国とはどこが異なったのか、 について政策面と社会の有り様とから説明を試みる。 また、 1997/1998 年のアジア通貨・経済危機のメカニズムについても明らかにする。 |
講義のながれ |
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1. アジア諸国の概観 2. 東アジア諸国経済発展のメカニズム 3. 経済発展とはどのようにしておこるのか? 4. 韓国・台湾の経済発展 (1) 5. 韓国・台湾の経済発展 (2) 6. タイ・マレーシアとインドネシア・フィリピンの経済発展 (1) 7. タイ・マレーシアとインドネシア・フィリピンの経済発展 (2) 8. アジア通貨・経済危機と東アジア諸国 (1) 9. アジア通貨・経済危機と東アジア諸国 (2) 10. 中国の改革開放と高度成長 11. インドの経済急成長への転換 12. まとめ |
学ぶ上での注意・担当教員からの希望 |
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成績評価の方法 |
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期末テスト期間中に行うテスト (持ち込み不可) の結果に出席状況を加味して成績評価を行います。 |
テキスト | 毎回、 プリントを配ります。 テキストは使いません。 |
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