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高齢者福祉論 |
単位数 | 学年配当 | 開講形態 | 教員名 |
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テ | マ | 高齢者を取り巻く社会状況を踏まえ、 高齢者福祉の制度や生活問題を考える |
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講義のねらい |
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我が国の社会保障制度は措置から契約へ、 利用者の自己決定を尊重する利用者本位のサービスへの変遷を辿りつつあり、 まさに今、 変革期にきている。 本講義においては、 高齢者のおかれた社会的背景や課題について、 高齢者のニーズを念頭におきながら学ぶことを目的とする。 初めに人口の高齢化の背景や高齢社会についての基本的な知識を身につける。 高齢者の特性 (イメージと現実) とその生活実態とニーズを明らかにした上で、 高齢者福祉の理念を学ぶ。 また、 高齢者の福祉及びその関連諸制度について、 その歴史的背景を踏まえて現行のシステムを概観していく。 更に、 象徴的ともいえる介護保険制度の導入から施行 5 年における法改正にいたる経緯を概観し、 高齢者福祉の今後の課題とあるべき方向性について考えていく。 |
講義のながれ |
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1. 高齢者とは (導入) 2. 人口の高齢化と高齢社会の現状 3. 高齢者の特性 身体的・精神的特性と疾患 心理的・社会的特性 4. 高齢者福祉の歴史と発展 5. 高齢者と家族が抱えている生活問題 6. 高齢者 (保健) 福祉制度の法体系 高齢者福祉サービスの体系と内容 老人福祉法、 老人保健法、 介護保険法を中心に 7. 高齢者に関する関連諸施策 8. 高齢者への援助 人権・生きがい 9. これからの高齢者福祉の課題 ・適宜、 ビデオ教材を使用する予定 |
学ぶ上での注意・担当教員からの希望 |
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私語厳禁。 テキストは指定しないが、 日頃から、 関連する新聞記事や最新版の 「高齢社会白書」 (内閣府編) 等に目を通すことを勧める。 |
成績評価の方法 |
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期末試験 80 点、 中間レポート 20 点、 その他出席点にについては (講義中に出席票兼コメント票使用) プラスアルファで考慮する。 |
テキスト | 適宜レジュメを使用する。 |
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