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経営戦略 |
単位数 | 学年配当 | 開講形態 | 教員名 |
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テ | マ | 企業の経営戦略を考察する |
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講義のねらい |
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経営戦略とは企業が何をどのように行うかの意思を示すものと定義できる。 企業内の人々はそれを指針として行動するのである。 そこで、 経営戦略がどのように決定され、 また決定を行なうためにどのようなことを考慮したら良いか様々な我が国の企業の事例を中心に考察していきたい。 授業前半では経営戦略の基礎を我が国の企業の製品開発の事例を使用しながら学んでいく。 後半は特に我が国の主要産業である製造業企業の事例とその経営戦略を考える上で近年重視される 「(製品) アーキテクチャー」 という概念について学んでいきたい。 |
講義のながれ |
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1. はじめに …… 日本企業の製品開発の歴史 2. 経営戦略とは―ホンダの対米進出 3. 競争戦略の考え方@―日本企業はなぜ、 小型製品製造が得意か 4. 競争戦略の考え方A―日本でなぜ漫画/アニメが発達するか 5. 競争戦略と 「対話としての競争」 論―電卓開発競争 6. デファクトスタンダードの確立―ソニーの CD 開発 7. デファクトスタンダードの問題―パイオニアの LD 8. コア能力とは―キャノンのプリンター開発 9. 経営戦略と組織―戦略がいかに形成されるか―松下電器の例@ 10. 経営戦略と組織―戦略がいかに形成されるか―松下電器の例A 11. 前半のまとめ・復習 12. アーキテクチャーとは@ 13. アーキテクチャーとはA 14. アーキテクチャーからみた産業地政学と企業@ 15. アーキテクチャーからみた産業地政学と企業A 16. 組織能力とは@ 17. 組織能力とはA 18. 組織能力とはB トヨタ自動車の考察 19. 組織能力とアーキテクチャーを考慮した経営戦略@ 20. 組織能力とアーキテクチャーを考慮した経営戦略A 21. 組織能力とアーキテクチャーを考慮した経営戦略B 22. 組織能力とアーキテクチャーを考慮した経営戦略C 23. ものづくり日本の進路 24. まとめ |
学ぶ上での注意・担当教員からの希望 |
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経済に関する動向に興味を持ってください。 ただし、 マスコミ報道を鵜呑みにしないこと。 |
成績評価の方法 |
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中間レポート 20 点、 期末試験 80 点 |
テキスト | 使用する 【備考】:教科書を 2 冊使います。 1、 嶋口充輝他 「製品開発革新」 有斐閣 2、 藤本隆弘 「日本のもの造り哲学」 日本経済新聞社 |
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