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平 和 学 |
単位数 | 学年配当 | 開講形態 | 教員名 |
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テ | マ | 戦争への道、 平和への道 |
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講義のねらい |
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自分とは異なる意見、 そして相手への一方的排除は、 やがて戦争への道を開く。
排除の対象に 「敵」 という名を与え、 その相手に対する効率的徹底的な殲滅手法が戦争である。
人類はこの繰り返しの歴史の中で、 繰り返さぬための考え方や仕掛けを生み出してきた。
それが 「敵」 の中にも 「味方」 を生み出そうとする平和学である。 東西冷戦という対立軸の解消後、 世界は平和な多様化多極化の時代を迎えるかに見えたが、 9.11 以後、 再び恐怖と恫喝をテクニックとする戦乱の時代へ入ってしまった。 今一度、 これまでの歴史を捉え返し、 排除を基本とする戦争の対極に、 人権と民主主義という非排除の社会原理を再構築することを試みる。 |
講義のながれ |
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1. 「戦争」 「敵」 「武器」 の歴史−講義の概要 2. 戦争の歴史1 (産業革命のもたらしたもの) 3. ワークショップ 4. 戦争の歴史2 (近代国家の登場と植民地) 5. ワークショップ 6. 戦争の歴史3 (現代の戦争:第二次世界大戦) 7. ワークショップ 8. 戦争の歴史4 (現代の戦争:ベトナム戦争) 9. ワークショップ 10. 異端と正統 (排除の正当化と非正当化) −ファシズムとポルポト派 11. ワークショップ 12. 合意形成の社会原理−多数決と全員一致 13. ワークショップ 14. ヒューマンライツと寛容の精神 15. まとめ |
学ぶ上での注意・担当教員からの希望 |
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ビデオなどの映像と、 グループディスカッションを中心に進めるので、 欠席は授業の継続性を破壊してしまう。 この授業は学生自身の力で進め、 生み出していく授業なので、 そのことを踏まえて履修されたい。 |
成績評価の方法 |
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試複数回の小レポートと期末試験を総合的に評価する。 出席は基本条件であり、 評価は自分の頭とこころでどれだけ考えたかに対して行われる。 |
テキスト | 適宜レジュメを使用する |
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