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| 心 理 学 |
| 単位数 | 学年配当 | 開講形態 | 教員名 |
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| テ ｜ マ | 人間の行動を科学する |
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| 講義のねらい |
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| 心理学は人間そのもの全体の理解をめざす学問である。 はじめ“人の心”を理解しようとした時代から、
現在では“人の行動”を科学する時代になった。 幅広い“行動の科学”としての心理学から心の仕組みや働きの法則性を知る基礎を示し、
人間追求の意義を明らかにしながら次の 4点の理解が深められることをねらいとする。
1 人間の心理学的理解、 2 人間の成長・発達と心理理解、 3 測定や分析の手法を用いた人間理解のための心理学理論と技法、 4 行動療法など心理的援助技法の概要。 |
| 講義のながれ |
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| 次のような、 ながれを追いながら、 ねらいの４点を理解する。 ＜人間の心理学的探求＞ 心理学の生い立ちと領域：科学としての心理学の歴史から現代心理学理論の流れをつかむ 心理学研究と測定の方法：心理学の基本の基本である 「人間行動の測定方法」 を知る ＜人間の心理学的能力＞ 感覚と知覚の諸相：感覚や知覚の特性、 メカニズムなどの事実と理論を学ぶ 記憶・学習の構造：人の記憶や学習のメカニズムが人間をどう生かすかの研究を知る 動機付けと情緒 ：ロボットにはない人間の感情や情緒、 気分と行動の原理の関係に迫る 思考と言語の構造：問題解決、 推理、 判断、 意思決定など心の活動と言語の関係を学ぶ 発達と生涯発達 ：たった一つの細胞 （受精卵） から発達する人間の変化の様相を考える ＜人間の心と行動の科学＞ 脳と心のルーツ ：目で見る、 耳で聞くから、 脳で見る、 聞くの更に奥の神秘に迫る 性格と精神分析 ：人間の心のパターンをつかむ方法で 「心の謎」 を解き明かす 社会集団の心理 ：集団と相互影響の関係にある人間と、 集団にもある心の特性を学ぶ 適応反応とストレス ：ストレスのおかげで生き続けられる人間とストレスの関係に迫る 臨床心理学と行動療法： 「心の謎」 の解き明かしがバックで可能な心の病治療法の歴史を知る 比較行動学 ：生命の進化と人の心が関係する宇宙的存在の人間理解を追及する |
| 学ぶ上での注意・担当教員からの希望 |
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| 人間理解とは自分自身の理解と言うことである。 あらゆる学問のなかで最も身近なものとして、 自分の事を学ぶと言う姿勢で取り組んでもらえるとうれしい。 |
| 成績評価の方法 |
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| 話を聞かないで、 わかるというような魔法は存在しない。 つまり評価も出席して静かに聞いていたことを重視する。 期末や中間の試験成績と出席率を同等に成績評価とする。 |
| テキスト | 指定テキスト 竹下隆著 『新しい心理学 （人間の心と行動の科学）』 （小林出版） |
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