感性と表現 |
単位数 | 学年配当 | 開講形態 | 教員名 |
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テ | マ | 表現する心と技術 |
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講義のねらい |
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人間にとって表現するということには、 本来どんな意味があるのでしょうか。 皆さんも、 自分の心の動きをちゃんと人に伝えることの難しさを感じたことがあるはずです。 感動すること、 感動を伝えること、 そして、 共に感じ合い、 理解できること。 だれもが持っているこんな願いをどうやって実現できるのか一緒に考えてみましょう。 講義は、 二つの分野 (音楽的分野と造形的分野) の二人の担当者によって前後期に分かれ、 実技を中心とした内容で行われます。 前期には、 感性と音楽表現について、 理論的に考えることにより、 実践に用いられる教材を体験しながら、 分析と検討を行います。 その上で、 非伝統的な様式と伝統的な様式の教材がもつ、 それぞれの可能性と重要性を確認し、 新しい作品の創作、 発表を行います。 後期には、 造形的な活動を体験し、 色や形や材質によって感情を表現し、 イメージを実現すること、 その意味を考えてみることに取組んでいきたいと思います。 皆さんには何よりも、 心を開いて表現する喜びを味わってもらえればと思っています。 |
講義のながれ |
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1 〜 2 3 〜 4 5 6 7 〜 9 10〜11 12〜13 14 |
感性と音楽表現についての考え方を理論的に学ぶ
教育現場の教材を例に、 実技表現を体験しながら、 音楽的要素を検討する 伝承遊び歌で遊びを体験する 動きのあるリズムで身体表現を体験する グループごとに、 非伝統的様式および伝統的様式の表現教材を作成し、 検討を行う (レポートにまとめる) ハンドベルを中心としたアンサンブルを体験する 手話の歌を体験する。 また、 グループで手話の作品を作成し、 検討する (レポートにまとめる) 感性と音楽表現の考え方についてまとめる |
1 〜 5 6 〜 9 10〜14 |
(造形的分野を中心に) T. 触覚的な表現を体験し、 考える。 (陶芸用の粘土や小麦粉粘土、紙粘土などを使って、触覚を意識した表現活動を行うなどする。) U. 色感の表現を体験し、 考える。 (主に絵の具を使った表現をする。) V. 人形づくりなどを通して、 総合的な表現文化財を考える取組みをする。 (人形づくり、 劇づくり、 照明、 楽器づくりなどから取り上げてみる。) |
学ぶ上での注意・担当教員からの希望 |
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できるだけカタくならないで、 気持ちを楽にして講義に臨んで下さい。 毎時間ミニレポートを書いてもらい、 講義の中に役立てたいと考えています。 前期末と後期末にそれぞれレポートを求めます。 後期も同様ですが、 特に前期ではグループによる学習活動が多いので、 欠席しないように努力して下さい。 |
成績評価の方法 |
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(前期) @毎時間の学習態度 (60 点)、 A期末試験 (40 点) (後期) @出席点 (60 点)、 A期末のレポート、 及び提出、 発表した作品など (40 点) ※ただし、 作品などの評価は単純な出来、 不出来ではありません。 |
テキスト | 前・後期とも使用しません。 |
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