福祉と芸術 |
単位数 | 学年配当 | 開講形態 | 教員名 |
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2 | 3 | 前期 (2 時限連続) |
テ | マ | 表現する力、 表現を受け止める力 |
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講義のねらい |
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この科目は、 これからの福祉を考えるうえで、 芸術の人間的な意味を理解することが必須であるとして、 講義のなかに加えられたものです。 今日、 社会福祉の現場では、 まだ、 まだ一部ではありますが、 表現活動が注目されるようになっています。 例えば、 障害を持つ方々の制作活動や、 その作品の発表に関心が集まってきています。 これらの活動を現場で支える人々の努力が大きいのですが、 こうしたサポートの研究は、 まだ、 進んでいるとは言えません。 活動を支える人の力量として、 表現を受け取る力が大切です。 それは自ら表現することへの追求のなかでついていく力でもあります。 ここでは素材にふれ、 表現を探求し、 実践的に、 福祉における芸術の意味を考えることをねらいとします。 |
講義のながれ |
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1 . 素材と表現 (オリエンテーション)、 てびねりでつくる (土に触れる)。 2 . 「ひも」 でつくる。 3 . 「たたら」 でつくる。 4 . 「かた」 でつくる。 5 . 土笛、 土鈴をつくる。 6 . オカリナをつくる。 7 . クレヨン、 パステルを使って描く (アート・ヒーリングの試み)。 8 . 墨や絵の具をつかって書く、 描く。 9-10. 木を使ってつくる (タッチ・アート)。 11. 紙漉き、 染色で作品づくり。 12. 作品を飾るための工夫 (額づくり)。 13. 作品の発表と鑑賞 |
学習条件・履修上求められるもの |
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この講義を通して、 芸術に親しむ契機となることを願っています。 芸術を概念的に捉えるのではなく、 身近で人間的なかかわりとしての表現に向き合うことを心がけて下さい。 作品鑑賞にも積極的になって下さい。 |
成績評価 |
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出席に応じて評価する。 |
テキスト | 特になし。 |
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