保健福祉方法論 (夜) |
単位数 | 学年配当 | 開講形態 | 教員名 |
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テ | マ |
社会福祉・保健医療の統合の原理と実践方法を学ぶ |
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講義のねらい |
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保健 (健康) と社会環境は密接に関係しており、 適切な支援を考える上で、 個人が置かれている状況・環境を把握する必要がある。 個人に対するアセスメントにとどまることもあるが、 その地域でその問題の頻度が高い場合は、 個人が居住する地域 (コミュニティー) の特性に対する診断が必要となる。 そのような社会的要因を把握するためには、 社会調査、 保健状況を知るためには地域の疫学的問題、 衛生行政等の把握が必要となる。 人間の問題および人間を取りとりまく問題を包括的に診断できることが保健福祉レベルの高い社会をもたらすための適切な解決策へとつながる。 そのための手法 (質的・量的調査) を学ぶことを目的とする。 |
講義のながれ |
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1 . 授業内容についてのオリエンテーション 2 . 保健 (健康)・福祉と社会の関係についての理解:ソーシャル・サポート 3 . 個人・グループへの援助:ソーシャルワーク、 グループ・ワーク、 ケース・ワーク 4 . 地域への援助:ソーシャルアクション、 アドヴォカシー、 コミュニティー・ワーク 5 . 問題把握方法(1):疫学、 公衆衛生との関係 6 . 問題把握方法(2):行動疫学 7 . 問題把握方法(3):社会調査(1) 8 . 問題把握方法(4):社会調査(2) 9 . 問題把握方法(5):観察調査 (RAP) 10. 問題把握方法(6):質的調査−QOL 11. 計画・立案・実践法(1):ケース (ケア)・カンファレンス 12. 計画・立案・実践法(2):データーの重要性と使用法 13. 総括 (一部変更することがありえる。) |
学ぶ上での注意・担当教員からの希望 |
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・前期に 『保健福祉学』 を履修していることが望ましい。 ・参加型学習法を用いるので、 積極的参加を望む。 ・参考文献の関連個所に眼を通す。 |
成績評価の方法 |
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成績評価は、 出席をかねた感想文の提出 2 回及び学期末試験で行う。 配分は、 感想提出 2 回分 10 点を参考点とし、 学期末視点 100 点で評価する。 参考点は、 評価の際に加味する。 |
テキスト | 適宜レジュメを使用する。 |
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