医学概論 (社) |
単位数 | 学年配当 | 開講形態 | 教員名 |
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テ | マ | 自分で考える医学 |
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講義のねらい |
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医学と医療は 「病む人」 としての人間を理解し、 その治療にあたる学であり術 (アート) である。 本講義ではできるだけ具体的症例から医学的知識とその思考方法を学ぶ。 前期は主に診断学的方法論とその意義を、 後期は臓器別に疾患の解剖、 生理、 病理学などの基礎と主に内科的臨床まで学習する。 その中から 「医の哲学」 と位置づけられる 「医学概論」 という学問の扱う問題を発見し、 現代医学について各自が自ら考える態度を養う一助としたい。 |
講義のながれ |
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1 . 医学の歴史 2 . 診療のプロセスと病歴聴取 3 . 診察の進め方 4 . 身体所見のとり方 〔呼吸器疾患(1)〕 5 . 臨床検査の役割 6 . 画像診断 〔呼吸器疾患(2)〕 7 . 人体の構造 8 . 血液疾患(1) 貧血、 血友病、 DIC 9 . 血液疾患(2) 白血病、 多発性骨髄腫 10. 感染症と免疫 11. 循環器疾患(1) 12. 循環器疾患(2) |
1 . 消化器疾患(1) 上部消化器 2 . 消化器疾患(2) 下部消化器 3 . 消化器疾患(3) 肝胆膵 4 . 腎臓泌尿器疾患(1) ネフローゼ症候群、 腎炎 5 . 腎臓泌尿器疾患(2) 腎不全 6 . 内分泌疾患(1) 総論 7 . 内分泌疾患(2) バセドー病、 クッシング症候群 8 . 内分泌疾患(3) 糖尿病 9 . 神経疾患(1) クモ膜下出血と脳内出血 10. 神経疾患(2) 脳血管性痴呆、 アルツハイマ病 11. 神経疾患(3) パーキンソン病、 筋萎縮性側索硬化症 12. 病気と健康 |
学ぶ上での注意・担当教員からの希望 |
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まず私達の身体に備ったすばらしい生理機能に興味を持って下さい。 次に医学的な細かい知識を覚えるのではなく、 人間が健康を保つ事や病気になるというのは、 どういう事なのかと自分自身で考えてみて下さい。 |
成績評価の方法 |
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出席 20 点+中間レポート 40 点+期末レポート 40 点。 |
テキスト | 特に指定しない。 |
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