物語と人生 |
単位数 | 学年配当 | 開講形態 | 教員名 |
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テ | マ | 物語をとおして 「幸せ」 について考える |
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講義のねらい |
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「福祉」 とは、 定義によると、 「幸せ」 という意味ですが、 この授業の主たる目的は、 物語をとおして、 みなさんに 「幸せ」 について考えてもらうことです。 そのために、 みなさんには、 次のような活動を行なってもらう予定です。 @ 講義に出席し、 この授業における <幸せについての物語> がどのようなものであるか、 自分なりに理解する。 A 小テスト:課題図書−−−ドライサーの 『シスター・キャリー』 (岩波文庫で 1000 [千] ページくらいの本) −−−を読み、 問題に答える。 B 指定された短編小説 (60 ページ弱) を読み、 テーマについて考える。 C 学生ひとりひとりが、 自分なりの <幸せについての物語> を作成する。 |
講義のながれ |
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スケジュールは、 受講生の人数などによって、 変更の可能性あり。 1 . オリエンテーション/ 「物語」 って何? 2 . 「いい物語」 って、 どんな物語?/ 「幸せ」 って、 どんなもの? 3 . 近代市民社会−−− <自由 vs. 平等> −−−/アメリカ文学における 「成功の夢」 4 . 映画 『ロッキー』 はどう評価できるか? (その 1) 5 . 映画 『ロッキー』 はどう評価できるか? (その 2) 6 . 小テスト: 『シスター・キャリー』 について、 など 7 . 『シスター・キャリー』 はどう評価できるか? 8 . 解釈って、 どんな行為?/弱者の立場を読み込む (その 1) 9 . 弱者の立場を読み込む (その 2) 10. 映画 『ショアー』 について (その 1) 11. 映画 『ショアー』 について (その 2) 12. 映画 『ショアー』 について (その 3) 13. <幸せについての物語> 論評会 |
学ぶ上での注意・担当教員からの希望 |
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受講生は必ず 『シスター・キャリー』 を読んでください。 また、 授業時間内に行なう活動は、 できるかぎり積極的に参加してください。 |
成績評価の方法 |
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課題図書についての小テスト (40%前後)、 授業時間内に書くコメント・感想などのミニ・レポート (60%前後)。 |
テキスト | ドライサー 『シスター・キャリー』 (岩波文庫) −−−正確には課題図書だが、 テキストと同じ扱い。 |
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