地 理 学 〈教職課程〉 |
単位数 | 学年配当 | 開講形態 | 教員名 |
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テ | マ | 地域の環境・産業・生活と地域問題、 地域づくり |
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講義のねらい |
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各地域にはそれぞれ特色があり地域性を有しています。 地域は社会の変化などとともに変化しており、 資本主義社会においては、 特に不均等に発展しています。 このため地域格差などが生じており、 過疎・過密問題や公害・環境問題などの地域問題も発生しています。 この地域性や地域構造、 地域問題などについて研究する学問が地理学です。 本講義では、 各地域の自然環境や産業、 住民の生活などについて、 「地域開発」 政策や地域問題を含めて取り上げるとともに、 地域づくりや地域のあり方を考察します。 具体的には、 知多半島などの日本の地域と、 中国、 韓国などのアジアの発展途上地域、 イタリアを中心としたヨーロッパなどの先進地域を取り上げます。 |
講義のながれ |
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1 . 地理学とは 2 . 知多半島地域の環境と環境問題 3 . 知多半島地域の産業・生活と地域問題 4 . 愛知県の概況と地域問題 5 . 自然環境と環境問題 地形を中心に 6 . 自然環境と環境問題 水文を中心に 7 . 自然環境と環境問題 気候を中心に 8 . 農業の状況と農村地域の地域問題 9 . 漁業の状況と漁村地域の地域問題 10. 農山漁村地域の地域づくり 11. 工業の状況と工業地域の公害・環境問題 12. 工業地域の地域環境再生 13. 廃棄物問題と地域再生 |
14. 交通の状況と地域問題 15. 商業の状況と都市問題 16. 観光の状況と地域問題 17. 文化・福祉の状況と地域づくり 18. 沖縄県の地誌と地域問題 19. 韓国の地誌と地域問題 20. 中国の地域的展開と地域問題 21. 中国沿海地域の状況と地域問題 22. 中国内陸地域の状況と地域問題 23. EU を中心としたヨーロッパの地域構造と地域問題 24. イタリアにおける地域構造と地域問題 25. イタリアにおける地域づくり |
学ぶ上での注意・担当教員からの希望 |
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日頃から地域に目を向け、 地域に関する文献を読むとともに、 行政統計などの地域の資料を集めたり、 積極的に地域住民の話を聞いたりして、 自分の住んでいる地域をはじめ、 各地域の状況や問題点を把握するよう努力すること。 |
成績評価の方法 |
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テストとともに、 具体的な地域の状況や課題などについて自分で調査しまとめたレポートと講義中の小レポート、 講義への出席状況などにより総合的に評価する。 |
テキスト |
地理教育研究会編 『授業のための日本地理』 第 4 版 古今書院 2003 年 『基本高等地図』 二宮書店 2003 年 |
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