金融ポートフォリオ |
単位数 | 学年配当 | 開講形態 | 教員名 |
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テ | マ | 初歩的な金融・投資教育講座で、 リスクとリターンを基本とした運用手法を学習する |
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講義のねらい |
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株式、 国債、 投資信託、 外貨など多様な金融資産が登場するに伴い、 これまでのように預貯金だけで運用管理する時代ではなくなった。 しかし新金融商品や運用手法の知識と理解なしでは自己責任原則の時代を乗り切っては行けない。 そこで当講座では投資に伴うリスクをどのように認識し、 どのように管理して投資のリターンを追求するかを学習する。 このコースの基本前提知識として@株式に対する知識、 A財務諸表の分析知識、 B数学特に統計学、 Cパソコン処理とくにエクセルが求められる。 したがってこれらの科目の履修者が望ましいが、 それぞれのアウトラインは当講座のなかで改めて学習する。 これまで経済学部生として学んできた各分野を統合する性格の授業であり、 授業は情報処理演習室を予定している。 半年間の講義のなかで継続的な株式ゲームも予定している。 |
講義のながれ |
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1 株式の見方 @ 株価・株式は? A 株価決定要因 B 財務諸表評価 C 株価水準評価 2 投資選択対象 50 銘柄によるポートフォリオ作成 @ 50 銘柄の財務諸表の分析 A 収益性、 安全性など投資決定参考資料作成 B ポートフォリオ構築 3 分散投資効果の計測と確認 @ リターンのバラツキ A 投資銘柄数のリスク分散効果 B リスクと相関係数 |
4 リスクとリターンの計測 @ 投資に係る三つの原則 A リスクとリターンの計測方法 B ハイリスク型企業、 ローリスク型企業 C ポートフォリオのリスクとリターン D ポートフォリオの性格分析 5 ポートフォリオによるリスクマネジメント @ ポートフォリオ理論 A ポートフォリオ運用によるリスク削減効果 |
学ぶ上での注意・担当教員からの希望 |
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@ パソコン操作に慣れている学生でなければ困難 (授業はエクセル中心、 エクセルについて知っていなくてもよい) A 統計学、 財務諸表を利用した財務分析、 株式関係に関連した講義を終えている人が望ましい (授業では繰り返す) B 演習を繰り返すので、 休むとすぐについていけなくなる。 |
成績評価の方法 |
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出席 20 点 授業中での演習 30 点 宿題 30 点 株式ゲーム 20 点 |
テキスト | レジメ、 計算シートなどを利用、 参考文献はその都度指示 |
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