国 際 法 |
単位数 | 学年配当 | 開講形態 | 教員名 |
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テ | マ | 国際社会と国際法の役割について |
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講義のねらい |
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国際法は諸国家間で構成される国際社会において機能し、 諸国家の平和共存を維持するためのルールである。 したがって、 国際法は国内法と異なり、 主権・独立国家の合意に基づいて成立し、 これらの国家に適用される。 この講義では、 まず国際社会について理解し、 国際法の歴史、 その定立、 国家の成立と領域、 国際法違反行為の問題、 国際法と紛争解決、 戦争と国際法、 個人の地位などについて考える。 そして、 これらの作業を通じて、 国際法とは何か、 国際法は日常生じる国際問題とどう関わっているかについて理解していきたい。 毎日、 報道されるニュースの中から国際法がらみの問題を取り上げ、 受講生にとって理解しやすい、 興味のわく講義にしたい。 |
講義のながれ |
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9月 国際法の特殊性 国内社会との比較 10月 国際法の構造 その歴史 その定立と発展 国内法との比較 国際法の主体 国際法と国家 国家の成立 |
11月 国家の領域 国家責任 その要件と効果 国際法と紛争解決 平和的解決 国際裁判 12月 戦争の違法化 戦争の法的地位 国際法と個人 1月 外国人の地位 人権の国際化 |
学ぶ上での注意・担当教員からの希望 |
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受講生は新聞を読み、 特に国際問題について注意をはらい、 国際法的に考えてみると言う問題意識を持って講義に望んで欲しい。 適宜レジュメを配布するが、 教科書を自習用の参考書としても活用して欲しい。 |
成績評価の方法 |
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冬休みの課題 (20 点) と学年末試験によって行う。 |
テキスト | 横田洋三編 『 国際法入門 (有斐閣アルマ)』 有斐閣 |
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