コンピューターと経済学 |
単位数 | 学年配当 | 開講形態 | 教員名 |
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テ | マ | 経済問題への実践的アプローチ |
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講義のねらい |
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ある社会における個人が、 価格情報だけを頼りに利己的に行動する結果、 社会全体に、 ある意味で最適な状態がもたらされるという一般均衡の理論は、 経済学の一つのハイライトである。 通常、 この種の経済システムの分析は、 高度な抽象化をもって行うが、 この講義では、 コンピュータを用いることで、 経済システムを具体的に体感しつつ、 理解を深めていくことにする。 前期では主に主体 (個人) の行動を扱う。 これを踏まえ、 後期ではこのような主体が集まった組織の均衡を主に扱う。 |
講義のながれ |
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1. コンピュータと経済学 概観 1 2. 個人, 企業の行動 3. 最適化と意思決定 4. 方程式の解法 5. 連立方程式の解法 6. 数理計画 7. 線形計画モデル 8. 割引現在価値 9. 不確実性の下での意思決定 10. 平均・分散モデル 11. ゲームの理論 12. ナッシュ均衡 13. 予備 |
14. コンピュータと経済学 概観 2 15. 経済システム 16. 生産可能性フロンティア 17. 一般均衡と不動点 18. 割引率と利子率 19. 産業連関モデル 20. 産業連関分析 21. 結合生産 22. 外部性 23. 経済システムの自律性 24. 均衡の安定性 25. 微分方程式の解法 26. カオス 27. 予備 |
学ぶ上での注意・担当教員からの希望 |
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いくつかの演習を宿題とする。 予備知識は要求しないが、 物事を粘り強く考えぬく力が試される。 ただし、 エクセルなどの表計算ソフトが (ある程度) 使えることを前提とする。 |
成績評価の方法 |
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数回の中間レポートによる |
テキスト | 適宜レジュメを使用する |
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